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全日本ラリー唐津:TGR Vitz CVTがクラス2位フィニッシュ

©TOYOTA

4月6日(金)~8日(日)、2018年シーズン全日本ラリー選手権第2戦「ツール・ド・九州2018 in 唐津」が、佐賀県唐津市を拠点として行われ、TOYOTA GAZOO Racingの眞貝知志/安藤裕一組(TGR Vitz CVT)は悪天候に苦戦しながらも完走を果たし、2位を獲得した。

眞貝は従来このラリーを得意としてきたが、「この車両でターマックラリーに参戦するのは初めてですし、タイヤも新しいものを使います。1500ccのクラスで走るのも初めてですから、序盤は無理せずクルマの言うとおりに走らせてみるつもりです。しっかりと完走して、シーズン後半に向け調子を上げられればと思います」と、冷静に状況を分析。毎年恒例となった唐津神社のセレモニアルスタートで大勢の観客に見送られ、SSへと向かった。

ラリー初日は一部のSSで雪が舞うなど、季節外れの寒さに見舞われ、多くの選手が路面温度の低さにタイヤのグリップを活かせず苦戦する展開となった。眞貝もクラス首位の天野智之/井上裕紀子組(トヨタ・ヴィッツGR SPORT)に大きく水をあけられるが、TGR Vitz CVTの走らせ方をマスターすべく試行錯誤を続け、好天に恵まれた2日目のラリー最終日には、天野に迫るSSタイムを出すまでにペースアップ。最終的には前戦と同じくクラス2位でフィニッシュした。

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豊岡悟志(チーム監督)
「初日は天候が良くなることを予想して、最初のセクションをドライ路面用のタイヤで行ってしまったため、ライバルに差をつけられてしまいました。いま思えば天気予報のみで少し安易にタイヤを決めてしまったかなとも思います。眞貝選手と安藤選手は、TGR Vitz CVTの車両特性に合わせてどうドライビングすべきか二人で意見交換し試行錯誤しながら走ってくれました。そのとき得た走行感覚を私たちに伝えてくれ、チームとして共有できた事は大きな収穫です」

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宮本昌司(チーフメカニック)
「前戦から少し期間が空いてしまったので、集中して取り組むことを心がけました。ラリーを終えて、チームとしての経験やクルマの理解度、引き出しの多さがもっと必要だと感じています。今回は、経験を積ませるために新しいメカニックのメンバーを2名加えていますが、いままでチームとして得た経験や知見を、新しいメンバーにどうやって継承していくかという点も重要になると思いました。第4戦からのグラベルラリーでは整備のノウハウも変わってきますし、まだまだ力をつけるべき部分があります」

眞貝知志(ドライバー)
「TGR Vitz CVTはとてもしっかりしていて、楽しく運転することができました。ただ、これまでの経験上、このラリーでのタイムの出し方は知っているつもりだったので、この結果に悔しさを感じています。この2日間、自分なりに色々と試してみて勉強になりましたし、これが(ドライビングの)次のステージに上がるきっかけとなるかもしれないと感じています。開幕戦から2戦連続で完走を果たせましたし、今後につながる状態でラリーを終えることはできたと思います」

安藤裕一(コ・ドライバー)
「予想と大きく異なる展開のラリーでしたが、その状況を逆手にとって、ドライビングやそれに合わせたノートリーディングについても試行錯誤できたのは良かったと思います。車内でも常に前向きな状態でいることができました。今回のラリーから得られるものはたくさんありましたし、ここからチームにフィードバックできるものもあると思っています。今後に向けても、結果だけではなく、もっとチームにとって内容の濃いラリーをできるようにしたいですね」

ツール・ド・九州2018 in 唐津 JN3クラス最終結果
1. 天野智之/井上裕紀子(トヨタ・ヴィッツGR SPORT) 1:07:32.4
2. 眞貝知志/安藤裕一(トヨタ・ヴィッツCVT) +2:16.0
3. 岡田孝一/多比羅二三男(マツダ・デミオ) +5:01.3
4. 山北研二/石井誠(日産マーチ) +20:30.4



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