WRCフランス:デイ1からオジエが独走体制、ローブはSS2でまさかのクラッシュ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフランス:デイ1からオジエが独走体制、ローブはSS2でまさかのクラッシュ

©M-SPORT

WRC第4戦ラリーフランス(ツール・ド・コルス)は4月6日、フランス領コルシカ島でデイ1の走行が行われ、Mスポーツ・フォードのセバスチャン・オジエが快走を披露して首位に立った。

走行するSSは合計12本というコンパクトな設定のラリーだが、競技初日は最初から49.03kmというロングステージが登場。この日は、さらに13.55kmのステージを加えた2本を2回ループするSS1〜4が設定された。

今季最初のフルターマックラリーで、選手権リーダーのオジエは比類ないパフォーマンスを披露した。49.03kmテージ・1回目のSS1では、WRC復帰2戦目に臨んだシトロエンのセバスチャン・ローブを相手に9.7秒差をつける圧巻の走り。「完璧な走りではなかったので、タイムを見て驚いた」というオジエだったが、続くSS2、SS3でもベストタイムを連取すると、この日だけで、33.6秒のギャップを築いて悠々と首位に立った。

一方のローブは、SS2でまさかのクラッシュアウト。スタートから400m付近の右コーナーで進入速度が高すぎてしまい、続く左コーナーで深い溝にはまってしまった。

CITROEN

この日2番手につけたのは、昨年のコルシカ覇者であるヒュンダイのティエリー・ヌービルだった。しかし、ブレーキトラブルに加えて、ハンドリングにもトラブルが発生しタイトなヘアピンではスピンを喫するなど、オジエのペースについていくどころか、フラストレーションのたまる一日となった。ヌービルの背後には5.1秒差でシトロエンのクリス・ミークが続いたが、C3 WRCのインターコムが断続的に不調となり、こちらも耐え凌ぐ一日となった。

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トヨタ勢最上位はオット・タナク。リヤのハンドリングにトラブルを抱えて苦戦していたが、ミークに5.5秒差でくらいついている。

Toyota Gazoo Racing WRC

この日、唯一オジエからベストタイムを奪ったのは、トヨタのエサペッカ・ラッピ。この日最終のSS4では、オジエを1.8秒先行し、総合でも5番手につけているが、後ろに続くMスポーツ・フォードのエルフィン・エバンスとは0.3秒差と僅差だ。エバンスは今回、前戦で負傷したダニエル・バリットに替えて2003年のチャンピオンコ・ドライバー、フィル・ミルズとともに参戦している。

Toyota Gazoo Racing WRC

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ダニ・ソルド、ヤリ‐マティ・ラトバラは7番手、8番手と続いたが、アンドレアス・ミケルセンは、午前のループでアンダーステアに苦しめられ、スピンを喫して溝にはまるなどタイムロスが続いた。午後にはペースを取り戻し、ラトバラに4.2秒差の9番手で追っている。Mスポーツ・フォードのサードカーでエントリーしているブライアン・ブフィエは、10番手につけている。

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7日のデイ2はイベント最長の一日となり、3本のSSを2回ループするSS5〜SS10の6SSで構成。この日は、1995年以来となるコルシカ島の最北端にある半島、カップ・コルスも走行する。

WRCフランス デイ1結果
1. セバスチャン・オジエ フォード・フィエスタWRC 1:19:39.0
2. ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +33.6
3. クリス・ミーク シトロエンC3 WRC +38.7
4. オット・タナク トヨタ・ヤリスWRC +44.2
5. エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +1:13.5
6. エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC +1:13.8
7. ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +1:14.4
8. ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +1:25.0
9. アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC +1:29.2
10. ブライアン・ブフィエ フォード・フィエスタWRC +1:44.8



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