「株式会社タジマ EV」創業、高性能EVスポーツカーの製造を目指す – RALLYPLUS.NET ラリープラス

「株式会社タジマ EV」創業、高性能EVスポーツカーの製造を目指す

©TAJIMA EV Corporation

「株式会社タジマ EV」は、3月26日に東京都内において創業発表会を開催した。同社は、モンスター田嶋こと田嶋伸博氏の50年におよぶモータースポーツならびにモータリゼーションに関わる取り組みで得た英知をハブに、EV分野のエキスパートや最先端企業の力を集結し、新しいEVづくりだけでなく“EV社会”の可能性を追求したMobility Life Design事業の開発を目指すという。

創業発表会では会社設立の経緯や事業内容が発表されたほか、現在決定している事業パートナーも発表された。KEN OKUYAMA DESIGN代表 奥山清行氏らから事業や技術に関するプレゼンテーションが行われ、会場には「ハイパーEV 開発車両」や「タジマ ジャイアン」と名付けられた超小型モビリティ等が展示された。

ハイパーEVプロジェクトでは、世界最高の性能とスタイリングを持つハイパースポーツカーの製造を目的としており、KEN OKUYAMA DESIGN(デザイン)、東京大学(車両制御)、オザワエナックス(バッテリー)が事業パートナーとして協力する。

一方、超小型モビリティ・プロジェクトでは、マイクロEV、急速充電、非接触充電、カーシェア、自動運転を扱い、EVが実生活に浸透することを目指す。買い物が困難なエリアや、ガソリンスタンドが統廃合された地域に向けた、ふたり乗りのEVから製造をはじめる。

1. ハイパーEV プロジェクト
世界最高の性能とスタイリングを持ったハイパースポーツカーを生み出す。

事業パートナー
KEN OKUYAMA DESIGN:車両デザイン
東京大学 堀・藤本研究室:車両運動制御
株式会社オザワエナックス:“MONSTER BATTERY”バッテリー
GoPro:撮影機材

2. 超小型モビリティ プロジェクト
超小型 EV・急速充電・非接触充電・シェアリング・自動運転で EV社会インフラパッケージをつくる。使いやすさとわかりやすさをデザインすることで、生活への浸透を促す。

事業パートナー
大手通信事業会社:IoT コネクテッド(※協議中につき社名非公開)
大手家電量販会社:車両販売・活用(※協議中につき社名非公開)
株式会社オザワエナックス:バッテリー
株式会社ダイヘン:非接触充電システム

3.静岡県自動運転プロジェクト
2019年ラグビーW杯が開催される、静岡県袋井市のエコパスタジアム周辺において、自動運転の導入を目指す。

事業パートナー
静岡県 交通基盤部

会社概要
会社名: 株式会社タジマ EV(英文表記:TAJIMA EV Corporation)
設立日: 2018年4月4日
所在地: 東京都板橋区坂下三丁目1番5号
資本金: 3,000万円

役員構成:
代表取締役会長兼社長/CEO 田嶋 伸博
代表取締役副社長 田嶋 直信
取締役 酒向 泰弘
取締役 山本 誠二
取締役 安田 憲太
監査役 德田 靖
最高名誉顧問 福武 總一郎

事業所等:
東京オフィス
〒174-0043 東京都板橋区坂下 3-1-5 TAJIMA 板橋志村坂下ビル
TEL: 03(5918)9006
FAX: 03(5392)5955

静岡袋井R&Dセンター
〒437-0121 静岡県袋井市宇刈二の谷 3-4
TEL: 0538(86)5684
FAX: 0538(86)5584



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