ヘニング・ソルベルグ、WRCスウェーデンは17年型フィエスタWRCで参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ヘニング・ソルベルグ、WRCスウェーデンは17年型フィエスタWRCで参戦

©Madostberg.com

2月15日に開幕するWRCスウェーデン。昨年のエントリーが41台に留まったのに対し、今季は50%アップの68台が登場するが、その中にはヘニング・ソルベルグの名前も含まれている。WRカーのエントリーは合計15台で、うち12台はマニュファクチャラーズ選手権登録の12台。ここに、ヤジード・アルラジ、ロレンツォ・ベルテッリ、そしてソルベルグが加わる。

ソルベルグが駆るマシンが何なのか、謎に包まれていたが、これはマッズ・オストベルグが2017年にワンベット・ジポカーでドライブしていた2017年型フォード・フィエスタWRCであることが判明した。

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オストベルグは、1月にノルウェー選手権のシグダルラリーにこのマシンで参戦。このイベントは、シュコダ・ファビアR5のニコライ・グライジンが優勝を飾っているが、これについてオストベルグは「非常に雪の深いコンディションとなったので、出走順がすべてを決めた」と語っている。オストベルグは、序盤、1分差をつけて首位に立っていたが、ブレーキディスクが破損したためにリタイアを喫している。

また、スウェーデンで製作された三菱ミラージュは4台がエントリー。地域選手権に認められているマシンの、国内戦外カテゴリーでの参戦となる。今年はスウェーデン国内のプライベーターに対し、R5マシンの供給が豊富で、これによりビッグイベントへの興味が高まったようだ。
(Martin Holmes)



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