ヨーロッパでTOYOTA GAZOO Racingトロフィーがスタート – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ヨーロッパでTOYOTA GAZOO Racingトロフィーがスタート

©TMG

TOYOTA GAZOO Racingは、2018年「TOYOTA GAZOO Racingトロフィー」という新シリーズをヨーロッパで展開することを明らかにした。

このシリーズは、GT86をベースにTMGが製作したマシン(=CS-V3、CSカップレーシングカー、CS-R3ラリーカー)が対象。 最大限まで柔軟に対応するために、対象マシンはヨーロッパ圏内で複数のシリーズにエントリーすることが可能で、リザルトやグリッドの規模、競技レベルに応じてポイントを獲得することができる。

このトロフィーには特定のテクニカル規定も、シリーズへの登録費用もないという点が特徴。GT86のオーナーは追加のコストをかけることなく、相応の賞金をかけて競うことのできる絶好のチャンスが与えられることになる。

最終的なトロフィーのランキングは、各コンペティターが2018年に参戦したベスト10戦によって決まる。優勝者には3万5000ユーロに加え、ノーマルのトヨタC-HRが贈られる。2位には2万5000ユーロ、3位には2万ユーロが贈られる。入賞者は、シーズン末の表彰式で表彰が行われる。

TMGのカスタマー・モータースポーツ・プロジェクト・リーダー、エマニュエル・バティスティは「TOYOTA GAZOO Racingトロフィーは、様々なカテゴリーのコンペティターがともにタイトルを競う、エキサイティングなプロジェクトだ」とコメント。
「GT86のカスタマーに付加価値をもたらし、TOYOTA GAZOO Racingの価値を反映することのできるこのトロフィーを創設するために、我々は必死に取り組んできた。レースカーとラリーマシンが同じ土俵で戦うことは、非常に興味深い側面であり、参加者もファンも盛り上がると信じている。このトロフィーは素晴らしいポテンシャルを秘めており、ヨーロッパのトヨタのカスタマー・モータースポーツが、新しい時代の始まりに立ったと考えている」

GAZOO Racingカンパニーの誇らしきメンバーとして、TMGはヨーロッパのカスタマーモータースポーツに初めて TOYOTA GAZOO Racingブランドを導入することに、喜びを見せている。この新しいブランド戦略は、より優れたクルマを作り、自由と冒険、ドライビングの喜びをすべての人々と共有していこうというコミットメントを体現しているという。

レースとラリーのコンペティターがお互いに競うにあたり、公平にチャンスを与えながらも、厳しくコンペティティブな環境で成功を収めた者が報いるようなポイントシステムを構築するためには、壮大な努力が費やされたという。

GT86レーシングカーは、マシンが地元のテクニカル規定に合致するヨーロッパのあらゆる選手権でトロフィーのポイントを獲得できる。GT86カップはニュルブルクリンクですでに5シーズンを経験していることから、TMGはトロフィーに参加する多くのコンペティターがVLN、RCN、24時間レースに参戦すると見ている。その他、24hシリーズpowered by ハンコック、DMV GTC、NES500の参加者が、トロフィーにも参加してくると予想される。

ラリーのエントラントも、ヨーロッパ拠点のすべてのイベントが対象となり、トロフィーのポイントは、R2、R3規定マシンのグループでの順位によってポイントが与えられるようにすることで、ラリーの多彩な環境に挑むカスタマーに柔軟に対応する。これまでのシーズンを基準に、TMGはGT86 CS-R3がヨーロッパラリー選手権、ツアー・ヨーロピアン・ラリーシリーズ(TER)、ドイツ選手権ほか各国選手権に参戦してくることを期待している。

レーシングカーもラリーマシンも、イベントの距離やエントリー台数によって、獲得できるトロフィーポイントが決まる。1イベントあたりの最大獲得可能ポイントは75で、24時間レースで参加5台以上のクラスでの優勝や、合計ステージ走行距離が200km以上のラリーで優勝した際に与えられる。

トロフィーの賞典は、2018年1月1日から2018年11月30日の間に、最低5戦に参戦したコンペティターが対象となる。10戦以上参戦した場合は、ベスト10戦のリザルトが有効となる。そのほか詳細は、公式サイトを通じて公開される。
www.RacingByTMG.com

GT86 CSカップのレーシングカーは、参戦可能な状態で4万8900ユーロ。GT86 CS-R3ラリーマシンは、キット(ベースシャシー、エンジン、必要となる全メカニカルパーツ)のかたちで8万4000ユーロとなっている。

TMG

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