TOYOTA GAZOO Racing、東京オートサロンにヤリスWRCのレプリカを展示 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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TOYOTA GAZOO Racing、東京オートサロンにヤリスWRCのレプリカを展示

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1月12日に開幕した東京オートサロンでは、WRC参戦2シーズン目を迎えるTOYOTA GAZOO Racingが、2017年モデルのトヨタ・ヤリスWRC、レプリカモデルを展示している。

復帰初年、新規定WRカーで迎えた2017年は、第2戦スウェーデンで鮮烈な初勝利を挙げたヤリスWRC。12時間ほど前には、英国バーミンガムで行われたオートスポーツ・インターナショナルでのWRCローンチで2018年仕様のマシンもアンベールされており、2018シーズンの活躍が大いに期待される週末となりそうだ。

また、2014年のニュルブルクリンク24時間レースに参戦したトヨタ86と量産車のGR86を並べて展示するなど、レース参戦とGRシリーズの関連性を強く印象づけている。

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この日のメディアカンファレンスでは、2018ニュルブルクリンク24時間耐久レースに新型車両となるLEXUS LCで参戦することを発表。トヨタ社員のメカニック、エンジニアの手でレースカーに仕立て、将来のスポーツカーなどの市販車に活かすための技術を先行投入し「人を鍛え、クルマを鍛える」活動の実践を通じ、「もっといいクルマづくり」を追求することを明言した。参戦クラスは、SP-PROクラスを予定している。

また、ドライバーズラインナップも合わせて発表。土屋武士をリーダーに、若手の松井孝允、蒲生尚弥、中山雄一の4名を起用する。

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会場に展示されている参戦車両のLEXUS LCには、今後市販車への採用を目指す先行開発技術が投入されているといい、その内容は、ボデイ技術開発(軽量化、高剛性化)、ドライバー支援技術(視認性向上等)、空力開発、エンジン開発(フリクション低減によるパワーアップ、燃費向上等)、サスペンション技術(軽量化、高剛性化、高応答化)となっている。



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