WRCアクロポリス:デイ1チームコメント – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCアクロポリス:デイ1チームコメント

 

[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
ダニ・ソルド/総合2位
「スプリットを見て、メッセージで他のライバルにトラブルが起きたとメッセージを受けた時、少し押さえようと決めた。もちろん、スタートはよかったが、ライバルの不運は、このラリーがどれだけ難しいかを物語っている。今日、重要なことは、パルクフェルメにたどり着いて、特に目立ったトラブルはなかったということだ。SS2は少し慎重過ぎたかもしれないが、エフゲニーのリードは、このようなラリーでは小さなもの。残りの週末に向けて、自信を感じているよ」

ミッコ・ヒルボネン/総合15位
「フィニッシュまで7kmというところで、バイブレーションと異音が始まった。ステアリングにトラブルがあったが、それでも少しは曲がることができた。スピードを抑えて何とか走り続けた。ギリギリのところで、どうにかコーナーを周らなくてはならないところもあったが、フィニッシュまで走り切った。これだけ大量のロスにつながったので、優勝の望みは消えた。あとは選手権ポイントを少しでも獲得することを目指すだけだ」

[カタールMスポーツWRT]
エフゲニー・ノビコフ/総合首位
「今日の出来にとても満足している。いいリズムを維持して、スタートからいい速さを保つことに努めたが、うまく行ったようだ。何のトラブルもドラマもなかった。最初のステージ(SS1)はダストもあったが、すべてのカ所ではなかった。でもSS2の低速セクションでダストがあったところではブレーキングで小さなミスをしたので、あもっと速く走れたところもあったと思う。このラリーはかなり経験あるほうで、今回で5回目。だから、それも役立っているのかもね。首位に立っているのは最高の気分だよ。このまま続いて欲しいね。明日は、とにかくいいリズムを維持して、スプリットを見ながらいい流れを維持していくよ」

マッズ・オストベルグ/総合9位
「SS1の序盤、コンクリートの段を越えた時に、タイヤが破損した衝撃が始まった。そこにコンクリートがあることは分かっていたし、たいした衝撃も感じなかったじゃら、すごく不思議だ。今まで経験したことがない。残っていたのは、ナットとボルトだけだった。リムも何もかもなくなっていた。オンボードカメラで、何が起きたのかを確認しなくてはならないが、もちろんすごく残念だよ。SS2も完璧なリズムをつかめなかったしね。まだ先は長いが、望む位置にまで戻るには、簡単にはいかない。明日は気分を切り換えてスタートし、少しでも順位を上げられるよう必死でがんばる」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
セバスチャン・オジエ/総合23位(Rally2)
「油圧のトラブルで、数kmのところであきらめなくてはならなかったのは、本当に悔しい。開幕から5戦は完璧に進んでいた。苦い思いをするのは、今季これが初めてだ。明日は10分のペナルティを受けて、ラリー2で再スタートする。もちろん、戦略とアプローチは、完全に変わる。ギリシャ戦のステージを走り切って、少しでもポイントを獲得する。それが今の僕らの目標だ」

ヤリマティ・ラトバラ/総合3位
「今日は3位に甘んじなくてはならなかった。タフで、ドラマの多い一日だったし、たくさんのチームが深刻なトラブルに見舞われた。予選は今ひとつの滑り出して、4番手からのスタートは、理想とはほど遠い。最初のステージは思う通りに走れなかった。でも、最初のサービスでシャシーとデフに変更を行い、僕らのポロはナイトステージではパフォーマンスが格段によくなり、セカンドベストもマークした。明日はいいスタート順で走れるので、上位にプレッシャーをかけていく。でも、気負いすぎるのはギリシャでは禁物だ。マシンにダメージを与えるリスクが高すぎる。慎重に攻めていかないとね」

[カタールWRT]

ティエリー・ヌービル/総合4位
「今日のステージは予想よりもかなりラフだった。序盤はかなり落ち着いてドライブし、自信が感じられ始めてからは少しスピードを上げていった。でも、みんなに何らかのトラブルが起きていたと思う。SS1では、セッティングが完全には合っていなかったと思う。タイトへピンでは、自信を持って進入できなかった。SS1では、マシンのどこかにダメージを負い、思うように攻められなかった。でもSS2に向けて、メカニックが完璧に直してくれた。SS2ではマシンのフィーリングがかなりよくなった。大きな石にヒットしたが、ラッキーにも下回りがとても強いマシンなので、たいしたドラマは起きなかった」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ2]
アンドレアス・ミケルセン/総合5位
「すごく難しいスタートになった。スタート順が早かったので、最初のステージでは、マシンのフィーリングは予選とまったく違っていた。道はナローでワインディング。3つのヘアピンでエンジンストールが起きた。ダストがコックピットの中に入り込んだので、視界は理想的ではなかったよ。日が落ちてからの2本目も視界にトラブルがあり、100%の力で攻められなかった。でも、全体的には、僕たちの初日は、トラブルに遭ったトップ陣よりもいい内容だった。総合5位は、とてもいいリザルトだ。デイ2のスタート順も今日よりよくなる」



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