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【Martin’s eye】WRCカレンダー討論:シトロエン副代表 マレク・ナワレキ編

©Martin Holmes Rallying

大御所WRCメディア、マーティン・ホームズが、長年の経験に基づく独自の視点で切り込むMartin’s eye。今回は、模索が続くWRCカレンダーの構成について、WRCドイツの現場で関係者へのインタビューを行った。その最終回はシトロエンだ。


シトロエン・レーシングについては、チームの危機や来季のドライバー市場などに関してイブ・マトンへの取材が殺到しているため、チームの副代表、マレク・ナワレキに語ってもらった。WRCプロモーターが、WRCのエリア拡大を目指し新しい国の開催に向けて奔走していることに対しての、シトロエン・レーシングの反応を知りたかった。そこでナワレキには、チームを代表して、来季どんなカレンダーを望むのかを尋ねた。

「カレンダーに関しては、我々は現状の内容でかなり満足している」とナワレキ。「重要なのは、主要な自動車市場を含むことだ」

問題なのは、中国やブラジルといった主要な市場ではラリーが開催されておらず、矛盾があるということだ。
「その通り。しかし、WRCイベントの運営レベルも、維持されなくてはならない。イベントの運営レベルは適切な方法で管理されなくてはならない。特に新規開催のイベントは、安全面においてすべての資材を準備できるよう、運営が良質なレベルに達している必要がある。新規開催のイベント主催者、開催国にとっては、これは難しい作業だ。将来、重要な市場が新たに入ってくると信じている。中国はそのひとつで、間違いなく非常に重要な市場ではあるが、それには時間が必要であることは理解している」

選手権から外れてほしいと思うイベント、選手権に入れるべきではないと考えるイベントはあるかという問いには、「今の段階では、ない。常に状況は改善されているが、(選手権に留まるのは)選手権の運営のレベル維持による。もちろん、自動車マニュファクチャラーにとって、より魅力のある、あるいは魅力に欠けるラリーもある。例えば、島国での開催イベント(コルシカやサルディニアなど)は観客の数が少ないことが指摘されることが多いが、主催者の中には、他の形で不足を補おうと努めているところもあるので、どのイベントのことも外れてほしいと名指しすることはできない」

そして、選手権の戦数について、どれくらいの規模がふさわしいかという問いには「開催イベントを増やせばコストもかさむので、この点については極めて慎重にならなくてはならない。現在の開催数(13)は許容範囲だし、誰にとってもいいので、これを維持していくべきだと考える」
(Martin Holmes)



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