TMGからERC参戦のロセッティ「ナンバーK-AMのトヨタからWRCへの夢が始まった」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

TMGからERC参戦のロセッティ「ナンバーK-AMのトヨタからWRCへの夢が始まった」

©ERC / Wilfried Marcon / DPPI

ポーランドで開幕したERC第5戦ラリージェシェフ(ターマック)にTMGからエントリーしているルカ・ロセッティ。イベント前の記者会見では、自身が開発に関わったトヨタGT86 CS-R3について質問が及んだ。

これまでにプジョーやフィアットなど様々なモデルを乗り継ぎ、ERCタイトルを3回獲得しているベテランのロセッティ。今回の参戦目的については「2WD部門優勝」と明快に回答した。
「今回は、トヨタGT86をドライブする。これまでのマシンのようなFFではなくリヤ駆動だから、ドライブするのがとても楽しいよ。高いパフォーマンスを持っているので、本当に楽しめる。今回は2WD部門での優勝を目指している。このマシンには、そのポテンシャルがある」

マシンをプリペアしたTMGについて、トヨタ・チーム・ヨーロッパ(TTE)が前身ということだが、という問いに対して次のように答えている。
「そのとおり。マシンのナンバープレートは、K-AM。最高だよ。自分が小さい頃にWRCに憧れ始めて、WRCを目指し始めたのがこのナンバープレートをつけたトヨタだった。もちろん、チームは経験が豊富でマシンの作り方も熟知している。R3カテゴリーでも、その良さが表れている。マシンにもチームにも、絶対の自信を持っている。トヨタのチームのオフィシャルドライバーとしてERCに戻ってこれたなんて、夢のようだ」
ロセッティの言う『K-AM』とは、K=ケルン、AM=アンダーソン・モータースポーツの頭文字をとったもの。ケルンにあるTTE/TMGのファクトリーで制作されたトヨタのワークスマシンには、この頭文字のナンバープレートが装着されていた。WRCプロジェクト最初期にTMGで作られたヤリスWRCテストカーにもK-AMで始まるナンバープレートが装着されている。

2016年からジェシェフで開催されているERCポーランド。このエリアでのラリーは初めての参戦となるロセッティだが、レッキで感じたマシンとの相性については「ここのステージは、マシンに完璧に合っていると思う。問題はドライバーの方だ。ここで参戦するのは初めてだからね。でも、好きな感じのステージがたくさんある。ナローで高速で、ジャンプが多い。でも、コーナーとなるとまったく違う。マシンの能力を最大限に発揮していけるし、クオリファイイングステージでも見せられたようにかなり速いタイムを出せた。本当に素晴らしいステージだよ」

この記者会見の前に行われた予選では、ロセッティは総合26番手、ERC3部門のトップタイムをたたき出している。

ERC / Wilfried Marcon / DPPI



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