WRCフィンランド:3日目もラッピがリード、途中首位のラトバラはリタイア – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフィンランド:3日目もラッピがリード、途中首位のラトバラはリタイア

©Red Bull

WRC第9戦フィンランドは競技3日目を終えて、トヨタのエサペッカ・ラッピが総合首位でラリーをリードしている。総合2番手にはMスポーツのテーム・スニネン、3番手はトヨタのユホ・ハンニネン。途中、総合首位に立ちラリーをリードしていたヤリ‐マティ・ラトバラはSS19でリタイアとなった。

M-SPORT

この日設定されたのは、SS14〜SS21の計8SS。ラリーの焦点は、前日4.4秒差となった首位ラッピと2番手ラトバラのチームメイト対決だ。オープニングステージのSS14、ベストタイムをマークしたのは、出走順ハンデのなくなったラトバラ。ラッピに3.8秒差をつけて、総合タイムでも0.6秒差に詰め寄る。

ラトバラのスピードはとどまるところを知らず、そのままSS18まで5連続ベストタイムをたたき出してみせた。なかでも圧巻はSS16、名物ステージのオウニンポウヤ。SS3番手のハンニネンに11.5秒差をつける快走を披露した。このラトバラのペースについて行けたのはラッピのみ。ラッピは他のSSも上位タイムでまとめ、SS18を終えた段階でラトバラとの差を8.5秒差にとどめていた。

しかしラトバラは、2回目のオウニンポウヤとなるSS19でマシントラブルに見舞われコース中でストップ。修復を試みたものの、戦列を去ることとなってしまった。期せずしてラリーリーダーを引き継いだラッピは後続とのマージンを見ながらペースダウン、この日最後のSS21を終えて総合2番手のスニネンに49.1秒差としている。

CITROEN

首位争い同様、熱いバトルを繰り広げたのはスニネンとハンニネンだった。この日のスタート時点でスニネンは総合3番手、ハンニネンは総合5番手。SS15では総合4番手につけていたシトロエンのクレイグ・ブリーンがスピンを喫し、ハンニネンが4番手に浮上した。この段階でふたりの差は19.4秒。しかし、続くSS16オウニンポウヤでハンニネンはSS3番手タイムをたたき出し、タイムロスを喫したスニネンを逆転、2.7秒差をつけて総合3番手に浮上した。

ハンニネンとスニネンは僅差の戦いを繰り広げながら、ラトバラの脱落でひとつずつ順位をアップ。SS19を終えた段階でハンニネン総合2番手、スニネン総合3番手となった。この時点でふたりの差は4.3秒。ベテランと新鋭の戦いに注目が集まるなか、続くSS20ではスニネンが渾身のベストタイムで総合2番手へ。スニネンはSS21でもハンニネンのタイムを上まわり、総合2番手の座を守って最終日に臨むこととなった。また、ハンニネンの後方1.3秒にはSS21で一番時計をマークしたMスポーツのエルフィン・エバンスが迫っており、競技最終日は表彰台をめぐっての戦いがさらに熱を帯びそうだ。

HYUNDAI

競技最終日となる4日目はSS22〜SS25の計4SS。6.80kmと10.12kmの2SSを2度走行する構成で、SS合計距離はわずか33.84kmと短い。オープニングのSS22は、日本時間29日午後3時25分にスタートする予定。

WRCフィンランドSS21終了後暫定リザルト
1. エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC) 2:13:02.7
2. テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC) +49.1
3. ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC) +53.4
4. エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC) +54.7
5. クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC) +1:16.9
6. ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +1:31.6
7. オット・タナク(フォード・フィエスタWRC) +2:07.5
8. クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC) +2:59.1
9. ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC) +3:54.0
10. マッズ・オストベルグ(フォード・フィエスタWRC) +4:23.6

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