WRCポーランド:ヌービル「シーズンのどこかで首位に立っていたい」プレ会見 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポーランド:ヌービル「シーズンのどこかで首位に立っていたい」プレ会見

©Hyundai Motorsport GmbH

WRCポーランドのスタート前に行われたイベントカンファレンスの内容(抜粋)。シーズン序盤は不運が続いたが、ここ5戦は連続でポディウムに上がりオジエに18ポイント差の2位につけているティエリー・ヌービル。混戦が続くシーズン、どこかで首位に立つチャンスを狙っていることを明言した。

●WRCプレイベントカンファレンス出席者
オット・タナク=OT(MスポーツWRT)
ティエリー・ヌービル=TN(ヒュンダイ・モータースポーツ)
エサペッカ・ラッピ=EP(トヨタ・ガズー・レーシングWRT)
クレイグ・ブリーン=CB(シトロエン・トタル・アブダビWRT)

Q:オット、前戦のイタリアでは初めてのWRC優勝を飾った。この2週間、事態を飲み込んだと思うが、今の気分は。
OT:もちろん、素晴らしい時間だった。長い間、目指してきたからね。何度か目前に迫ったけど、手に入れることができなかった。もちろん、1度勝ったことで、ますますハングリーになった。サルディニアはラフなイベントだったので、賢明に攻めることが賢明な方法という感じだ。

M-SPORT / @World

Q:サルディニアから地元に戻った時、空港での出迎えはどのような感じだったのか。
OT:あまり楽しくはなかったんだ。娘が、少しおびえて泣き始めてしまって。でも、こうした出迎えを受けるのは、うれしかった。エストニアのモータースポーツに刺激になると思う。マルコ(マルティン)以来、しばらく勝っていなかったので、また勝ててよかったよ。

Q:昨年のポーランドでは、厳しい状況で勝利を逃した。今年は、勝利をマークできる手応えはあるか。
OT:もちろん、雰囲気の素晴らしい場所だし、エストニアにかなり似ている。自分にとって、一番地元に近いWRCイベントだ。母国戦のような感じがするし、道の素性も似ている。このラリーはいつも楽しいよ。

Q:そして、今年のタイトル争いにも絡んでいる。
OT:そうだね、かなり興味深いし、上位陣にまだ届く位置につけている。ヤリ‐マティ(ラトバラ)とも僅差だし、まだシーズンは半分残っている。いろいろな事が起こるかも知れない。賢明さを維持しなくてはならないし、シーズンの終わりまで面白い戦いを続けたいね。

Q:ティエリー、イタリアでは高ポイントを獲得して、選手権争いではオジエとの差を少し詰めて、18ポイント差だ。今回の目標は。
TN:前と同じような感じだ。少しでもポイントを取り戻さなくてはならない。サルディニアは順調だったし、小さなブレーキトラブルがなければリードしていただろう。後ろとの差も大きくはないし、ハードにプッシュしている。自分は、5戦連続でポディウムに上がっているし、どのラリーでも速さは出ている。ここまで、不運があったことも確かだ。シーズンのどこかで、首位についていたい。エサペッカ(ラッピ)は、前戦でとてもいい走りをしていた。パワーステージのポイントは重要だ。オジエは自分より1ポイント多く取ったが、一番のゴールは上の順位でフィニッシュすることだった。パワーステージは、これまでよりも重要性が高まっている。5ポイント獲得できるからね。今回は、最速のパワーステージになるに違いないよ。

Q:エサペッカ、イタリアではステージウインを5本、パワーステージでもトップタイムと、絶好調だ。どのステージでも、さらに上を目指そうと自分をプッシュしているようだ。今回は、どんな結果が期待できるか。
EP:言葉にするのは難しいが、簡単ではない。もちろん、カレンダーで最速のラリーだし、サルディニアは最も低速だった。ドライビングスタイルを変えなくてはならないし、さらに自信が必要だ。絶対の自信が必要になる。雨が降れば、さらに複雑になるだろうしね。

TOYOTA

Q:今回のラリーで予想していることは。
EP:前回のタイムには、もちろん自分自身でも驚いた。自分は、常に成長したい。それが、どんな状況であろうとね。それが自分のモチベーションだ。常に目指しているのは、さらによくなること。成長すればするほど、次のステップアップを見つけるのはトリッキーになる。

Q:ERC時代にこのイベントを勝っており、ステージの知識を持っている。ポディウムを目指すのは可能か。今回の、個人としての目標は何か。
EP:自分の中では、数字は設定していない。ミスをしたり、道を外れたりしてしまったら、不満が残る。成長を続けていきたい。(WRカーでの参戦は)3回目なので、できる限り多く走ってフィニッシュにたどり着きたい。

Q:クレイグ。今戦の話の前に、先週末に親友をコ・ドライバーに、地元でマークIIエスコートで参戦した時の話を。
CB:本当に素晴らしい週末だった。友人のパディは、面白い男だ。地元の、レーベンズ・ロックというラリーで、アイルランドの舗装ラリーだ。メディアの中にも、ポーランドでパディに会ったことがある人がいるかもしれない。パディの夢が叶った。本当に楽しかったから、最終ステージを走り終えたら泣いてしまったよ。

Q:選手権では7位につけてポーランドを迎える。イタリア戦は思うようにはいかなかったが、今回はどんな走りを見せてもらえるか。定位置の総合5位に戻ることができるか。
CB:同じ速さを維持できれば、トップ5は自分のとって居心地のいい場所なのかもしれないね。またその位置につけるか? つけられない理由はないよね。ポーランドは経験のあるラリーだし、WRカーでは2度目でステージも似ているので、トップ5に入れたらうれしいね。

CITROEN / @World

Q:プレイベントテストはどうだったか。今回はC3 WRCに変更が行われたようだが、ジョーカーのパーツを搭載するのはミケルセン車だけだ。事態はいい方向に進んでいるという感触はあるか。
Q:テストは順調だった。今年の初めから考えていた変更を行った。クリスと僕、ステファンが相談してそれを行い、アンドレアスもそれはいいスタートだと行っていた。自分とステファンは、今回はアップグレード版のマシンではない。実戦で走らせてみないと、新しいパーツがどれだけいいか、分からないからね。でも、ワクワクするよ。アップグレード版では2回ほど走った。期待していた通りのステップアップだったけど、テストコースは実戦ではないからね。今回のようなラリーでは、本当のポテンシャルは現れない。たぶん、低速のツイスティなラリーの方がわかりやすいんじゃないかな。



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