WRCポーランド:SS1を終えてMスポーツのエバンスが首位発進 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポーランド:SS1を終えてMスポーツのエバンスが首位発進

©M-SPORT

WRC第8戦ポーランドは、6月29日にスタート。サービスパークに隣接したミコワイキ・アリーナのスーパーSSで戦いの火蓋が切って落とされた。この日はSS1のみの走行で、トップに立ったのはMスポーツのエルフィン・エバンス。0.8秒差でヒュンダイのティエリー・ヌービルが続き、3番手にMスポーツのセバスチャン・オジエがつける展開となった。6月30日からは本格的なグラベルステージが始まる。

HYUNDAI

スーパーSSは2台同時走行。途中の立体交差でレーンを入れ替えるフラットな2.5kmのステージだ。WRカー勢の5組目に出走したエバンスは、対戦したヒュンダイのダニ・ソルドに1.8秒の差をつけるベストタイムをたたき出した。2番手は、オジエと対戦したヌービル。0.1秒という僅差でヌービルに軍配が上がり、オジエはSS3番手となった。

TOYOTA

同門対決となったトヨタのユホ・ハンニネンとエサペッカ・ラッピは、ハンニネンのジャンプスタートによりラッピに軍配。ラッピは6番手、ハンニネンはペナルティ10秒を加算され34番手からのスタートとなった。

TOYOTA

エバンス、ヌービル、オジエのトップ3に続くのは、4番手にトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラ、5番手にMスポーツのオィット・タナック。6番手のラッピと同タイムでヒュンダイのヘイデン・パッドン、シトロエンのステファン・ルフェーブルが並んでいる。

Red Bull

競技2日目は4カ所のSSを2度走行し、ミコワイキ・アリーナでのスーパーSSを行う計9SS。いずれも20km以下の中距離SSとなっており、雨と路面コンディションによっては先頭走者の不利が大きく軽減される可能性もある。

SS2は日本時間の6月30日14時15分にスタートする。

WRCポーランドSS1終了後リザルト
1. エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタ WRC) 1:44.4
2. ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +0.8
3. セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC) +0.9
4. ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +1.3
5. オィット・タナック(フォード・フィエスタ WRC) +1.4
6. エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC) +1.5
6= ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC) +1.5
6= ステファン・ルフェーブル(シトロエンC3 WRC) +1.5
9. アンドレアス・ミケルセン(シトロエンC3 WRC) +1.6
10. ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC) +1.8



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