WRCポーランド:ナンダン「この接戦をシーズン末まで続けたい」ポスト会見 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポーランド:ナンダン「この接戦をシーズン末まで続けたい」ポスト会見

©Hyundai Motorsport GmbH

WRCポーランドのフィニッシュ後に行われたイベントカンファレンスの内容(抜粋)。勢いを取り戻したティエリー・ヌービル、復調したヘイデン・パッドンが1‐2フィニッシュを決めたヒュンダイ勢。勝利の行方が分からない混戦のシーズンに、チーム代表のミシェル・ナンダンは満足感を見せた。

●WRCポストイベントカンファレンス出席者

Hyundai Motorsport GmbH


1位:ティエリー・ヌービル=TN(ヒュンダイ・モータースポーツ)
1位:ニコラ・ジルソウル=NG(ヒュンダイ・モータースポーツ)
2位:ヘイデン・パッドン=HP(ヒュンダイ・モータースポーツ)
2位:セブ・マーシャル=SM(ヒュンダイ・モータースポーツ)
3位:セバスチャン・オジエ=SO(MスポーツWRT)
3位:ジュリアン・イングラシア=JI(MスポーツWRT)
ミシェル・ナンダン=MN(ヒュンダイ・モータースポーツ)

Q:ティエリー、ヒュンダイが1‐2フィニッシュと、とても強かった。今の気分は。とてもうれしいのでは。
TN:それ以外ないよね! 今回も、信じられないほどタフな週末だったし、コンディションはとても難しかった。優勝争いも、再び大バトルになった。とても過酷だったよ。エネルギーも集中力も使った。今回は、メカニカルトラブルがなかったので、大きなリスクを負わずに最大ポイントを獲得するビッグチャンスだった。セブ(オジエ)との差を詰めるという今回の目標も果たせたしね。

Q:最終日の朝は、何を考えていたか。
TN:正直、最悪だったよ。スタート前に、先頭でスタートしたドライバーのコメントを読むことができた。自分は速く走って、わずかに余裕は残したが、それでも何度かワイドになってしまった。最初のステージでオットが自分よりも4.9秒も速かったのを見て、驚いたよ。彼がムチャをしたのか、自分のマシンのセットアップを変えればよくなるのか、分からなかった。彼の走りを見た人に聞いたら、彼らが見たのは必死の走りだった。自分も対応しなくてはならないと分かり、次のSSではもっと攻めた。その後、オットに起きたことを知った。

Q:今日のパワーステージでは、5ポイント獲得を狙っていたか。スタート前は何を考えていたか。
TN:いつだって、そのことは考えている。できる限り速く攻めたかったが、賢明にならなくてはならなかった。戦いはタフだ。オジエはいつもポディウムに近いところにいるし、もしポイントを獲りたいならフィニッシュしなくてはならない。今、もう一度あのステージを走れるなら、もう少し速くは行けると思うが、それ以上はないよ。

Q:フィンランドについては、どう考えているか。
TN:今は、とてもフィーリングがいい。フィンランドのことは、また改めて考えていかなくてはならない。ここ何戦か、とても安定感を維持できている。ポルトガルでは勝てなかったが、今回はサルディニアのような強さをまた持つことができた。(フィンランドでは)マシンが速いことを願っているよ。今回は、フィーリングはよかったし、不安はなかった。フィンランドは、速さや正確性の面では最も難しいラリーの一つだと思う。ミスをしやすい。タフなイベントだし、いいアプローチが求められる。

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Q:ニコラ、今日の朝、オットのタイムをボードで見た時、何を思ったか。
NG:自分たちは、とても速かった。スリッパリーな場所でいくつかミスをした。一番のターゲットは、フィニッシュすることだった。オットがプッシュしているだろうということは確信していたが、自分たちは目標に専念した。それが今回の勝利につながった。

Q:非常に僅差でエキサイティングなシーズンになってきているね?
NG:僕らは、シーズンをラリー毎に分けることにして、その度にポイントを詰めていくように考えることにしたんだ。最終的な目標は、オジエとジュリアンに追い付くことだ。

Q:ヘイデン、ようやく今季初めてのポディウムだ。今の気分は。
HP:心からホッとしたよ。特に金曜日の午前には40秒をロスしていたからね。その後は、クリーンなラリーになったが、ヤリ‐マティやオットのトラブルに助けられた部分もあると思う。

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Q:サルディニア以降を考えて、今回の結果は自分の自信にとってどんな力になるか。思い通りのペースやレベルに戻ってきたという実感はあるか。
HP:まだやること、改善することは残っている。ここ何戦かは、自分のプロフェッショナルとしての人生、個人としての人生、両方において一番厳しい日々だった。今回の結果で、少し肩の荷が降りた感じがするし、これをバネに前に進んでいきたい。先月に行ったテストを経て、今回は自信を押し上げるためには完璧な結果だった。

Q:フィンランドでは、優勝候補が10人は挙がると思われる。自分はどう考えているか。
HP:間違いなくエキサイティングになるだろうね。最初のステージから、プッシュしてくる。自分たちも、そうするつもりだ。2018年に選手権でプッシュしていくための積み重ねを楽しみにしている。

Q:セブ、WRCのポディウムは初めてだね、ようこそ。初ポディウムの洗礼を浴びたのでは。
SM:今、とても寒いよ(シャンパンで)。ここにいられて、うれしい。ヘイデンとWRCに参戦したのはまだ3回目だが、とてもいい形で始めることができた。ポルトガルとサルディニアでは、仕事を完遂できなかった。ストレスが溜まった状態でポーランドを迎え、金曜朝の順位を見れば、僕らが今回ポディウムに上がるなんて、誰も予想していなかった。僕らにも、チームにとっても素晴らしいリザルトだ。ここまで、WRC3回と、小さなラリー1回に出たことになるけど、もっと長い間、一緒にいるような気分だ。とても自然で、しっくり来る。パートナーシップは、とてもいい形で始まったよ。

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Q:セブ、3位と選手権の上でも高ポイントを獲得した。この週末についての気分は。
SO:自分たちはスムースなイベントにはならなかったが、ポイントには満足するべきだと思う。もっと下の順位を予想していた。本来の速さも全く出せなかった。でも、最終的には幸いポディウムに上がった。今日のオットの小さなミスのおかげでもあるけれどね。彼はこの週末、素晴らしい速さを見せていて、ポディウムに上がるだけの価値を見せていた。でも、フィニッシュしなければ、何も残せない。僕らは19ポイント獲得できたので、ハッピーだよ。

Q:昨日のエンジンの問題について聞かせて欲しいが。
SO:エンジンではなく、オルタネーターに関連するようなトラブルだ。動きが不安定になり、ループを走り切るのもストレスがたまった。でも、幸いフィニッシュできた。これに加えて、土曜日の午前はパンクがあった。金曜日はあの天気の中で先頭スタートするのは、全く理想的ではなかった。パワーステージではポイントを獲得できたので、今は休日を楽しみにしているよ。

Q:フィンランドについては、どう考えているか。
SO:フィンランドは、いい週末になるはずだ。選手権を戦っていれば、悪い時期もある。もちろん、全開でパフォーマンスするには、充電もしなくてはならない。フィンランドの前には2日間テストを予定していて、マシンのフィーリングを高めることを目指す。フィンランドは、いつもフィンランド人がたくさんいて興味深いラリーになるし、自分たちもいい所を見せたいと思っているよ。

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Q:ジュリアン、君も充電が必要か。
JI:自分は、とても清々しい気分だよ。ステージの間は時間があまりなかった。パンクや、小さなトラブルのことを心配していた。誰にとっても、長い週末だった。もうすぐ、ターマック戦も始まるし、まだ先は長い。エキサイティングだし、充電することも楽しみにしている。選手権がこのような流れになるのは、久しぶりだ。誰が勝つのか、ポディウムに上がるのか、誰にも分からない。ラリーの度に、盛り上がりが増していく。レベルが本当に高い。ラリーマシンでこんなに速く走ったことは、今までなかったよ。

Q:ミシェル、ポーランドでヒュンダイが1‐2、おめでとう。喜んでいるのでは。
MN:もちろん、我々にとっていい週末になった。ポイントを詰めることができたし、マニュファクチャラーズ選手権も、とても重要だ。トラブルもなかったしね。

Q:両方のタイトルを狙える位置にいることで、プレッシャーは感じているか。
MN:通常以上のプレッシャーはないと思う。みんなが自分の仕事をしなくてはならないし、開発作業も進行中だ。選手権を戦っているのであれば、ミスをしないように注意しなくてはならない。もちろん、どうなるかはまだ分からないが、とてもいいバトルになっている。シーズンが開幕して以来、全てが接戦になっている。これを、シーズン末まで続けたいね。

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