WRCポーランド事前情報:シーズン後半戦は超高速グラベル連戦から – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポーランド事前情報:シーズン後半戦は超高速グラベル連戦から

©M-Sport/McKlein

2017年FIA世界ラリー選手権、シーズン後半戦の始まりは、ポーランドのマズーリ地方で開催されるラリーポーランドから。グラベル連戦はこれが4戦目となる。1921年に初めて開催されたこのラリーは、モンテカルロに続いて世界で2番目に長い歴史を持ち、今年が74回目の開催となる。

ワルシャワの北部250kmに位置するミコワイキを拠点に開催されるこのイベントは、選手権屈指の高速グラベルラリー。何千人もの観客が集まる、情熱的なイベントでもある。サンディな道には高い草が生い茂るため視界に影響を与え、コーナーへのアプローチがトリッキーになったり、コーナーのインカットにリスクが伴うようになる。

今年のエントリーリストの中でポーランドでの優勝経験を持つドライバーは、選手権リーダーのセバスチャン・オジエ、トヨタの若手エサペッカ・ラッピ、シトロエンのアンドレアス・ミケルセンの3人のみ。ラッピは、ヨーロッパラリー選手権として開催された2012年に優勝を飾っており、これはラリーポーランドの最年少勝利記録となっている。オジエは2014年と2015年、ミケルセンは2016年にオット・タナクが優勝目前に迫っていながら痛恨のパンクで逃した際に勝利を収めている。

今戦には、WRC2タイトルも懸けられている他、ジュニアWRCは第3戦を迎える。

■2017年のルート

FIA

ルートの3分の1は、ここ3年の開催では盛り込まれなかった設定。木曜日の夜は、ラリー中に合計3回走行するミコワイキのスーパーSS最初の走行を迎えた後、金曜日は2016年の設定から大きくは変わらず、北東部の4SSを2回ループする。土曜日は新ステージ、ポジェズドジェを2回走行。日曜日は、オリジー、パップロッキ、2本の走行。パップロッキはサディから変更されたステージで、パワーステージに指定されている。

■FIAラリーディレクター ヤルモ・マホネン
「ラリーポーランドは、我々が数年前にファンに対してアンケートを行った際、どのイベントよりも厚いファン層がいることが示された。HQ、サービスパーク、スーパーSSが全て同じエリアにあることは、スペクテイターにとって非常にありがたい設定。このことがイベントに素晴らしい雰囲気を生み出し、ファンも一体となって競技を楽しむことができる」

Red Bull


■ラリーデータ
開催日:2017年6月29日‐7月2日
サービスパーク設置場所:ミコワイキ
総走行距離: 1,422.63km
総ステージ走行距離:326.64km (SS比:23%)
総SS数:23

■開催選手権
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