APRCオーストラリア事前情報:8年ぶりに首都キャンベラで開催 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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APRCオーストラリア事前情報:8年ぶりに首都キャンベラで開催

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2017年APRC第2戦ナショナルキャピタルラリー(グラベル)は5月26‐28日、オーストラリアの首都、キャンベラで開催される。

ここ8年は、クイーンズランドで開催されていたAPRCのオーストラリア戦が今年、キャンベラに戻ってくる。サービスパークが設置されるのは、キャンベラ空港。ラリーHQは、空港から7kmほどのキャンベラ中心部にあるホテル・リアルムに置かれる。

ステージは7本をそれぞれ2回ずつ走行する計14SS、232.40km。最長ステージは、レグ2に走行するCottage 5 Waysの30.40kmだ。

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今季は開幕戦のワンガレイを1−2フィニッシュで滑り出したチームMRF。チャンピオンのガウラブ・ギルと、ノルウェーの新鋭オーレ‐クリスチャン・ベイビーは、24日にテストを行った。前日夜は豪雨に見舞われたが、テストではいいセットアップが決まったという。この週末は朝は冷え込むものの、日中は快晴が予報されている。南半球は初秋にあたり、最高気温の予想は15度。

Team MRF

「ラリーには完璧なコンディションだ」と語るのはチームMRFのチームボス、レーン・ヒーナン。プリペアとラリー運営を担うレーストルクは、オーストラリアが拠点だ。

「ガウラブとオーレは優勝争いに絡んでくると思うが、どちらもキャンベラの参戦経験はない。マシンにとって非常にハードなラリーだ。テストでは、全開走行でラインを見定めたり、堅実に攻めるためのポイントをつかむことを中心に行った。いいバトルが期待できると思う」

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このキャンベラ戦には、開幕戦に引き続き、ヤリ・ケトマーとロベルト・ブルームベルグがR5相当仕様の三菱ミラージュ(APRCではAP4車両として登録)がエントリー。日本からは、ワンガレイにも参戦した高橋冬彦(スバルWRX STI)、APRCオーストラリア戦の常連、増村淳、伊藤曉(いずれも三菱ランサーエボリューションX)がエントリーしている。

ラリーは5月26日にキャンベラ市街地でセレモニアルスタートを行った後、27日のレグ1は4SSを2ループする8SS、レグ2は3SSを2ループする6SSが設定されている。

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