【Martin’s eye】WRCポルトガル開催地、南部と北部はどちらがイイ? – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【Martin’s eye】WRCポルトガル開催地、南部と北部はどちらがイイ?

©CITROEN / @World

大御所WRCメディア、マーティン・ホームズが、長年の経験に基づく独自の視点で切り込むMartin’s eye。今週開幕するポルトガル戦の本拠地について、各チームの意見を交えながらお伝えする。


ラリーポルトガルの本拠地が同国の北部に戻って、今年が3回目の開催となる。南部アルガルベでは10年ほどの開催が続いたが、ラリーポルトガルと言えば北部、という感情は根強い。このことに関して、各チームはどのような意見を持っているのだろうか。

シトロエンは、WRCに参戦する意義として、ファンや顧客との距離感を保つことが重要と考えているため、ラリーが最も人気があり有名なエリアで開催されることを歓迎している。

Mスポーツは、どちらの開催地も非常によかったと感じているようだ。ヒュンダイでは、ドライバー陣に支持が高いのは南部だが、ラリーポルトガルの代名詞が北部エリアであることは、最も観客が集まることから見ても明白。どちらのエリアでも、主催運営はいつでも非常によかったと語っている。

各チームにとって南部で開催されることの利点のひとつとして、ホテルの選択肢が多いということがあるかもしれない。トヨタは、南部アルガルベでの開催に参戦する機会は得られなかった。

(Martin Holmes)



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