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米国ラリー第3戦:スバルのヒギンズとパストラーナが1−2フィニッシュ

©subaru.com/rally

今季、米国に新設された米国ラリーアソシエイション(ARA)ラリー選手権は5月13‐14日、第3戦オリンパスラリー(グラベル、ワシントン州シェルトン)が開催され、スバル・ラリーチームUSAのデビッド・ヒギンズとトラビス・パストラーナが1‐2フィニッシュを果たした。

チームメイト同士の激戦となった前戦オレゴントレイルを、10.5秒差でパストラーナが制してから3週間。このオリンパスラリーでは、ベテランのヒギンズが貫禄を見せ、シリーズ折り返しの時点で選手権首位に立った。

景観豊かなワシントン州西部で開催されたオリンパスラリーは、1973年に初めて米国ラリー選手権の一戦として加わり、グループB時代の1986‐1988年はWRC戦として開催された歴史を持つ名門の一戦。ツイスティでルーズなグラベルステージが舞台だが、今年は雨にも見舞われた。

subaru.com/rally

「素晴らしいラリーになった。またポディウムの頂点に戻れて、うれしいよ」とヒギンズ。
「僕らのスバルWRX STIは、今回も最高だった。今回のラリーは、ラフな道からウエットのスリックコンディション、ロングステージと実に多彩で、本当にチャレンジングだった。(コ・ドライバーの)クレイグ・ドリューと組んで30度目の勝利、彼には心から感謝している。これからも、勝利を重ねていきたい」

一方、パストラーナは「雨が降り、コンディションも一層変わりやすくなったので、本当にタフだった。経験豊富なデビッドが、圧倒的に強かった」とチームメイトを讃えた。

ARAオリンパスラリー 最終結果
1 D.ヒギンズ(スバルWRX STI) 2:14:14.7
2 T.パストラーナ(スバルWRX STI) +2:10.2
3 B.マッケンナ(フォード・フィエスタ) +4:58.4
4 D.ニッケル(スバル・クロストレック) +4:17.4
5 R.ミレン(トヨタRAV4 SE) +21:49.2
6 T.ニース(スバルWRX STI) +23:38.1



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