トヨタ車体がダカールラリー2018参戦を発表、市販車部門5連覇を目指す – RALLYPLUS.NET ラリープラス

トヨタ車体がダカールラリー2018参戦を発表、市販車部門5連覇を目指す

©TLC

トヨタ車体のワークスチームであるチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(以下、TLC)は、2018年1月6日にペルーのリマをスタートする「ダカールラリー2018 ペルー・ボリビア・アルゼンチン」の市販車部門に、トヨタ・ランドクルーザー200シリーズをベースにしたラリー仕様車2台で参戦することを発表した。

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1号車のドライバーには、2017年大会で部門優勝を果たしたクリスチャン・ラヴィエル(フランス)を、2号車には部門準優勝を獲得した社員ドライバーの三浦昂(トヨタ車体 広報室)を継続起用。市販車部門4連覇を達成したメンバーを中心に、2018年大会での5連覇達成に向けたラリー車の熟成とチームワークの更なる強化を図る構えだ。

また、ラリー参戦活動を通した「もっといいクルマづくり」に繋がる人材育成のため、将来の社員コンビでのダカールラリー参戦を目指し、同社広報室に所属する松永大司をナビゲーター候補として育成するプログラムを本格スタートさせることを同時に発表した。

角谷 裕司(チーム監督)
「次回はダカールラリー40周年の記念大会であり、大会主催者側もそれに相応しい大会とすることを強調しています。それは、近年にない厳しい大会となることを示唆していると我々は受け取めています。加えて、次回のスタート地となるペルーで、TLCは優勝経験がありません。これまで以上に車両、チームともに強化していくことが求められますが、チームはすでに動きだしており、一人ひとりがやるべきことを積み重ねていけば、必ず市販車部門5連覇を達成できると確信しています」

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三浦 昂(2号車ドライバー)
「2018年大会においても私にドライバーを任せていただけることに感謝しています。応援してくださっているファンの皆さまの期待に応えるためにも、更なる飛躍を見せたいと思っています。2017年大会は準優勝という結果でした。当然、この先の目標は優勝しかありません。優勝を目指すには『社員』という一切の甘えを捨て、一流のドライバーとなる以外に道はありません。日本を代表する選手として本物のラリードライバーを目指すべく、より多くの経験を積みたいと思います」

チーム体制

チーム名
Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY(チームランドクルーザー・トヨタオートボデー)
※通称TLC

チーム代表
杉浦 一成

チーム監督
角谷 裕司

1号車クルー
クリスチャン・ラヴィエル/ジャン・ピエール・ギャルサン

2号車クルー
三浦 昂/ローラン・リシトロイシター

日本人メカニック
山田 健太/西村 勇樹/瀧井 亮平



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