ヒュンダイ、R2マシン開発を延期【マーティン・ホームズのWRC後日談・コルシカ編】 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ヒュンダイ、R2マシン開発を延期【マーティン・ホームズのWRC後日談・コルシカ編】

©Hyundai Motorsport GmbH

大御所WRCメディア、マーティン・ホームズが伝えるWRCコルシカ戦での後日談。

Red Bull

●プジョー・スポールの208 R2に罰金
プジョー・スポールは、ツール・ド・コルスでWRC3部門優勝を飾ったラファエル・アスティアのプジョー208R 2に、イベント後の車検でリアハブのサイズが規定を超えていることが判明し、3万ユーロの罰金が科された。プジョー・スポールは、マシンのホモロゲーション書類にミスがあったことで起因したものと、誤りを認めている。しかし、アスティアのリザルトに変更はない。PSAグループとしては、ジュニアWRCからステップアップしたヨハン・ロッセルが、シトロエンDS3 R5で自身初のWRCトップ10リザルトを果たしているなど朗報もあった。

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●ヒュンダイ、R2マシン開発を延期
ヒュンダイ・モータースポーツの代表、ミシェル・ナンダンは、WRCフランス戦開催中のバスティアで、R2マシンのローンチ計画が延期されたことを明かした。
「昨年、我々はR2マシンの開発意図を示したが、レギュレーションに変更の予定があるため、計画が遅れている。ターボ係数だけでなく、R2規定をどのように変更するかについて、様々なアイディアが出されている。よりスタンダードなパーツを使うようになるのか、それとも何らかの方法でコストを抑えるのか。現状、FIAではまだ話し合いの状態だ。まだ明確な判断が出ていないため、我々の計画が延期するに至った。現状、このプロジェクトについては作業は何も行っていない。レギュレーションが明らかになるのを待ちたいし、その後、レギュレーションに合ったマシンを作る事ができるか、判断していく」

(Martin Holmes)



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