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WRCメキシコ:シトロエン、ミークとルフェーブルの2台体制で悪い流れを断ち切る戦いへ

©CITROEN

今季のWRC序盤2戦が悔いの残る内容となったシトロエン勢。C3 WRCにとって初グラベルイベントとなる今週のメキシコ戦では、クリス・ミーク、ステファン・ルフェーブルをドライバーに起用し、チームの流れを変えていきたい構えだ。

ヨーロッパ外でのテストがマニュファクチャラーズ選手権チームには認められないため、シトロエン勢も他チームと同様スペインでメキシコ向けテストを行った。この事前テストでは、サスペンションとアクティブ・センターディファレンシャルのセッティングに専念したという。

チーム代表のイブ・マトンは「2月末に行ったテストでは、マシンを向上させられる部分を特定することができた。メキシコでは、何としてもいいパフォーマンスを見せたい」とコメント。
「ミークはスタート順がいいので、好位置につけてシーズン序盤の悪い流れを消し去ってもらいたい」

そのミークは、事前テストでは手応えをつかんだと語る。
「メキシコは好きなステージ。テストの間は、いい方向に進んでいると感じたし、実戦でそれを確かめることを楽しみにしている」とミーク。
「高地のためパワーは下がるが、それでもドライビングを楽しめるラリー。タイムロスを避けるためには、アグレッシブになりすぎないようにしなくてはならない」

開幕戦のモンテカルロに続いてC3 WRCで参戦するルフェーブルは、メキシコは2回目の参戦。
「マッドコンディションのラリーGBを除けば、グラベルラリーに参戦するのは昨年7月のポーランド以来! テストでは、徐々に調子をつかむことができた」とルフェーブル。
「マシンのセットアップも煮詰める事ができたことも、自信になっている。メキシコは、2015年にしか参戦したことがないが、その時はとても楽しめた。人々はとても温かく迎えてくれたし、グワナファトのストリートステージの雰囲気は、最高だったよ」

現在、シトロエン勢で最も多いポイントを獲得しているクレイグ・ブリーンは、ラリーメキシコを欠場しRed Bull TVのゲストレポーターを務める。

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