トヨタ・ヤリスGRMN発表、1.8Lスーパーチャージャーエンジンを搭載 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

トヨタ・ヤリスGRMN発表、1.8Lスーパーチャージャーエンジンを搭載

©TOYOTA

トヨタは、ジュネーブショーでヤリスのハイパフォーマンスモデル「ヤリスGRMN」を初公開した。

ヤリスGRMNは、WRCに参戦するヤリスWRCのイメージとエンジニアリングを引き継ぐ、刺激的なストリートバージョンだ。154kW(210PS)を発生する新開発の1.8リッター4気筒ガソリンエンジンを搭載し、6速マニュアルトランスミッションを介して前輪を駆動する。ヨーロッパで販売されているBセグメントの中で最もパワフルなモデルのひとつになるという。

エンジンに合わせてシャシーも強化されており、フロントストラットタワーバーやスレーブ類により補強される。サスペンションはニュルブルクリンクで入念にチューニングされたものとなり、ショックアブソーバーにはザックス製を採用。フロントにはトルセンLSDも装備する。ブレーキシステムも強化されており、大径ベンチレーテッドディスクに4ポッドキャリパーを備える。

TOYOTA

エクステリアは、BBS製17インチアルミホイール、ウイング形状のリヤスポイラーなどが装備される。フロントとリヤバンパーは専用デザインとなり、リアディフューザーと独特の中央排気テールパイプはヤリスWRCを強く想起させる。

インテリアでは、トヨタ紡織によって特別に設計されたフロントスポーツシートがクラス最高レベルのサポート性を提供する。また、GT86と共通の小径・本革ステアリングホイールにはセンターマークも組み込まれる。

ヤリスGRMNはフランスで生産され、2018年の早い時期にまずはヨーロッパで販売を開始するという。



RALLY PLUS