WRCスウェーデン:「11カ月前に戻った気分」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスウェーデン:「11カ月前に戻った気分」

 

WRCスウェーデン、イベント前記者会見の内容
(抜粋)

●WRCプレイベントカンファレンス出席者
ヤリマティ・ラトバラ=J-ML(フォルクスワーゲン・モータースポーツ)
ユホ・ハンニネン=JH(ヒュンダイ・モータースポーツ)
マッズ・オストベルグ=MO(シトロエン・トタル・アブダビWRT)
ロバート・クビカ=RC(MスポーツWRT)
ポンタス・ティデマンド

Q:
ヤリマティ、去年はまだイベント中もポロR WRCに慣れているところで本来のパフォーマンスが見られなかったが、今年は?
J-ML:
その通りだったと思う。苦戦していたし、困難もあった。モンテカルロでクラッシュしていたので、大きなプレッシャーを感じていた。今年はモンテでフィニッシュするという目標を達成し、マシンにも慣れている。かなり手応えを感じている。

Q:
優勝争いができる自信は?
J-ML:
フィーリングはいいし、スタートする上では必要なこと。SSタイムを見てから考えるが、期待はしすぎないで行くよ。

Q:
コースのコンディションはどうか?
J-ML:
林道では雪があるが、コンディションとしてはベストではなく、気温は0か+1度になっている。路面の雪層やアイス層は少なく、7mmのスタッドが300本もラバーに埋め込まれているので、すぐに荒れてグラベルが出てくると思う。スタッドも間違いなく破損するだろう。リピート走行ではタイヤを維持することが鍵になると思う。

Q:
ユホ、2014年はヒュンダイ・モータースポーツからWRCに参戦するが、チームからの初参戦で予想していることは?
JH:
その通り、長年待ちわびていた初めての参戦だ。テストはたくさん行ってきたし、こうしたラリーの参戦もその一環だ。

Q:
この週末のアプローチは? チームからは何と言われているか。
JH:
自分の思うとおりにはしない方がいいと思う。とにかくフィニッシュして、最大限の経験を積むことをみんな期待していると思う。それができれば、リザルトがついてくると信じている。

Q:
テストにはいつも参加しているのか。
JH:
そう。このラリーも、僕の役割のひとつ。この仕事にとても満足しているよ。

Q:
マッズ、今年はシトロエンからDS3での参戦だが、環境が大きく変わったのにモンテでは総合4位に入った。
MO:
もちろんマシンのことはまだつかみ切れていないし、学ぶことが山積みだ。ステージでは、タイヤをどうセーブするか、限界はどこかなどを学ばなくてはならない。短い期間の中で、かなり多くのことを得た。2日間のテストはいい内容だった。ベストではないが、いい結果を出すには充分だ。

Q:
最も多くポディウムに上がっているイベントなので、優勝を意識してのプレッシャーがあると思う。自信はあるか。プレッシャーは。
MO:
プレッシャーは感じるが、いいプレッシャーだ。自分以上に多くの人が、僕が勝てると思っているのは、いいことだ。攻められるところはベストを尽くすし、不可能ではないよ。

Q:
コースが母国のノルウェーにも及ぶ木曜日は日中サービスがないので一番難しい日になるのでは。
MO:
そうは思わない。ノルウェーのステージはいいステージと、テクニカルで難しいステージの2本。でも、サービスなしでも問題はないはずだ。金曜日と土曜日の方が難しいと思う。

Q:
マッズ、シェイクダウンではいい走りをしていたが、この週末は攻めるマッズが見られるか。
MO:
もちろん、攻めていく。ヤリマティは勝つにはどうすればいいかについて、あまり語らなかった。たぶん座りながら、机の下でスマホに入った詩でも読んでいたのかな! でも、僕は勝てるに値するという自信がある。優勝を目指し、全力を尽くすよ。

Q:
ロバート、このラリーに向けてのアプローチは。
RK:
もちろん、モンテカルロのようにならず、フィニッシュしたい。スノーラリーは初めてだし、コンディションも分からない。長いスタッドのついたタイヤを履くのも初めてだし、ルーズ路面でフィエスタに乗るのも初めてだ。ステージはいろいろな要素が含まれているので、経験がない者にとってはかなりトリッキーになるだろう。生き残って、できる限り経験を積みたい。

Q:
テストではマーカス・グロンホルムが同乗し、こんなに才能のあるドライバーの隣に乗ったのは初めてだと言っている。どのような気分か。どんなアドバイスをもらったか。
RK:
テストに参加してもらったことは、本当に素晴らしかった。とてもオープンないい人だった。セッティングのアイディアについて情報交換したり、マシンのバランスを確かめてくれた。バランスが自分の思うとおりになっているかを把握する経験が少ないので、とても有意義だった。

Q:
マーカスも運転したのか。
RK:
Mスポーツのガレージにセカンドカーがあるのを見つけていたし、それを持ってこれるかと頼まれていたことも聞いていたが、ドライブはしなかった。一本目を走った後に彼が何を言ったかは、自分の中にとどめておきたい。残念がっていたと思うが、僕のセッティングをとても助けてくれた。濃いサイドスクリーンを貼って、僕の代わりにドライブしてくれないかって言ったんだ。夜になったら誰が運転しているか分からないし、彼はいつもフィニッシュした後もクルマを停めず「ノープロブレム」だけ言って過ぎ去ってしまうからね!

Q:
自信はあるか?
RK:
どのイベントでも、去年始めたばかりの頃と同じ。去年のポルトガルでは、人生の中でグラベルは2日テストで走っただけで臨んだ。ここでもまったく同じ状態だし、11カ月前に戻ったような気分だよ。今年はマシンは違うけど、WRカーで速度は上がっている。来年、またここで参戦する時のために、できるだけ学ぶことが目標だ。

Q:
ポンタス、去年のこのラリーでは素晴らしい速さを発揮していたが、今年は期待していいか。
PT:
昨年と同じ速さを出したいが、WRカークラスのマシンをドライブするのは12カ月近くぶり。WRカーでどれだけ速さを出せるのかを考慮しなくてはならない。

Q:
テストはしたか。
PT:
ノルウェーの小さなラリーに参戦し、プライベートのマシンで1日、Mスポーツで1日。

Q:
ノルウェーのマウンテンラリーで優勝したことで勢いがついたのでは。
PT:
タイヤが違うので比較はできないが、ノートの面や自分にとってはいい内容だった。

Q:
今季、今後のプランについては。
PT:
WRC2にフィエスタで6戦か7戦参戦したいと思っているが、まだプランをまとめているところだ。

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