キャロッセ、今季の参戦計画発表。新型WRXの開発も – RALLYPLUS.NET ラリープラス

キャロッセ、今季の参戦計画発表。新型WRXの開発も

 

 キャロッセは、同社のモータースポーツ参戦におけるワークスチーム、CUSCO RACINGによる2014年活動計画を発表した。従来からの活動の中心であるFIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)ならびに、全日本ラリー選手権(JRC)への参戦を継続する。

 APRCに関しては、アジアカップを中心とした活動を継続、さらに選手権にチームとして登録し、カスタマードライバーを中心とした参加支援プログラムも継続して行なう。

 JRCへの参戦に関しては、再編されたJN6クラスのスバルWRX STIを基本に、新たなドライバーラインナップで参加。さらにターマックラリーへのスバルBRZの投入など、次代を担うドライバーへの実践的なプログラムのもと活動する。

 従来同様にそれぞれの企画は、若手ドライバーに対してベンチマークとしてのベテランドライバーの参加も行なうなどの育成プログラムを拡充しつつ、幅広い層を対象とする車両開発と関連パーツの開発を進め、国内外のモータースポーツファンやメディアへの訴求を高めていくことも目指すという。

 さらに、ジムカーナ、ダートトライアル等への幅広い活動に加え、スーパー耐久、86 /BRZレース等での活動も行なうといい、より幅広くモータースポーツと自動車ファンの為に活動を広げていくとしている。

<アジア・パシフィックラリー選手権>
 APRCアジアカップの3戦に炭山裕矢をドライバーとして参加。また、国際シリーズにおいての若手支援プログラムと、カスタマードライバープログラムの一環として、マイケル・ヤング(ニュージーランド)のサポートを継続して行なう。加えて、モータースポーツへの関心が年々盛り上がってきているインド出身のベテランドライバー、サンジェイ・タクルの参戦を支援する。

ドライバー(マシン):参戦タイトル
炭山裕矢/加勢直毅(スバルWRX STI):APRCアジアカップ
サンジェイ・タクル(スバルWRX STI):APRCプロダクションカップ
マイケル・ヤング(TBA):APRC 2WDカップおよびジュニアカップ

<全日本ラリー選手権>
 2013年までのラインナップを刷新、炭山裕矢をメインドライバーに参戦する。さらに国内若手育成プログラムとして牟田周平と竹内源樹を加え、グラベルイベントを主体としイベントごとに交代参戦する予定。
 また、先日北米仕様が発表された新型スバルWRX STIのラリーカー開発を明言。ラリー北海道への投入を目指しているとのことだ。
 このプログラムに合わせて、スバルBRZでのターマックラウンドへの参加も予定しているが、参加イベントやドライバーの詳細に関しては調整中だという。

ドライバー/コ・ドライバー(マシン/クラス)
炭山裕矢/保井隆宏(スバルWRX STI/JN6)
牟田周平/加勢直毅(スバルWRX STI/JN6)
竹内源樹/TBA(スバルWRX STI/JN6)
柳澤宏至/中原祥雅(新型スバルWRX STI)*ラリー北海道投入予定



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