WRCフランス:デイ1コメント「うれしい驚き」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフランス:デイ1コメント「うれしい驚き」

©CITROEN@World

ラリーフランス、デイ1終了後の各ドライバーからのコメント。初日を5位で終えたブリーン。フィンランドでは3位に入り、舗装王国アイルランドの出身だが、WRカーでの初ターマック戦で予想以上の位置につけられたことに、素直に喜びを見せた。

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

VOLKSWAGEN/Bodo Kräling

VOLKSWAGEN/Bodo Kräling

セバスチャン・オジエ/総合首位
「理想的な初日だ。美しいステージ、最高の天気、完璧なマシン。SS1での鍵は、リズムをつかむことだった。リードに関しては、やるべきことをやった。午後はコックピット内がかなり暑くなった。特に、50kmステージはね。明日も同じように厳しい日が待っている。でも、もちろん今日の流れを保って、最後には勝ちたい。これこそ地元ラウンドでの目標だからね」

VOLKSWAGEN/Bodo Kräling

VOLKSWAGEN/Bodo Kräling

ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合3位
「最初は少し慎重になりすぎたが、徐々にリズムをつかんでいった。あちこち改善できると思う。例えばブレーキとかね。それ以外は、コルシカでの正しい走りをしている。チームメイトに迫るタイムを出すには、それしかない。彼の走りには脱帽だよ。明日も日曜日も、彼にピッタリついていけるようにがんばる。ポディウムフィニッシュもチャンスがある」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ティエリー・ヌービル/総合2位
「午前のループはいい内容だったが、SS1の終盤でブレーキにマイナートラブルがあった。最後のスプリットでは、5秒近くロスしていると思う。それは残念だが、SS2では調整した。今日はオジエと勝負にならなかったが、2位にいるのでいい形にはなったと思う。マシンの挙動をもう少し安定させるために細かい調整をしたいが、まずまずの滑り出しだ」

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ダニ・ソルド/総合9位
「出足はいいとは言えない。開幕ステージではいいフィーリングが得られなかったが、まずまずのタイムだった。でもSS2では逆だった。マシンに手応えはあったが、タイムにつながらなかった。他のドライバーと同じく、僕らもブレーキに少しトラブルがあった。午後のループは改善してトップ3の位置を狙いたかったが、最後のステージの前半でリヤをパンクしてしまい、止まってタイヤを換えなくてはならなかった。これで2分近くロスしてしまい、順位も落ちてしまった。明日は、流れを変えていきたい」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

VOLKSWAGEN/ Helena El Mokni

VOLKSWAGEN/ Helena El Mokni

アンドレアス・ミケルセン/総合4位
「タイトルのことよりも、選手権での2位を確保することを気にしている。それを考えれば、今日の4位はいい位置。午前は、ブレーキがハードで苦戦した。これでかなりタイムをロスしてしまった。それ以外はいい1日になったが、まだチャレンジングな日が2日残っているからね」

[アブダビ・トタルWRT]
シトロエンDS3 WRC

クレイグ・ブリーン/総合5位
「今日はうれしい驚きだ。最初のステージがどうなるのか、予想もできなかった。WRCのターマックでは、まだ学ばなくてはならないことがたくさんあるからね。リズムはよかったが、ロングステージでのタイヤマネージメントに問題があった。2ループ目は、少しタイムロスにはつながるが、スペアを2本積んで、ドライビングスタイルも調整した。総合的には、ターマックでの初日をトップ5で終えられて、すごくうれしい。今日学んだことを、実戦でつなげていかなくてはならない。明日のステージは、自分にはさらに難しいようだからね」

CITROEN/@World

CITROEN/@World

クリス・ミーク/総合11位
「午前は順調だった。午後の1本目では、何が起きたのか分からないが左側のグリップが落ちている感じがした。しばらく走り続けた後に、パンクしたのだと判明した。まだ距離がかなり残っていたので、止まってタイヤを交換した。本当に奇妙だったよ。何かにヒットした感覚は全くなかったからね。選手権争いには絡んでいないのでこの状況でストレスはあまり感じないが、トップを目指して戦い続けたい気持ちは同じだ。そういう意味では、今日の自分のリズムと速さには満足している。明日も同じ流れを続けて、自分自身を楽しみたい」

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ヘイデン・パッドン/総合6位
「ドライコンディションで、コルシカのステージが走りやすいことをすごく感じている。完璧な1日ではなかったけど、ポジティブなこともあった。1本目を走った後、ペースノートの調整が必要だと感じた。マシンはスライドしすぎていたが、リピートループにでは、もっといいかたちができた。ステップバイステップで成長しているということだね。でも、最後のステージではフィニッシュ手前8kmでパンクし、少しタイムをロスした。今日のポジティブなことを、この先にも活かしていく。そのうえで、トップ5に食い込めるか、だね」

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

M-Sport/McKlein

M-Sport/McKlein

エリック・カミリ/総合7位
「とてもいい日だった。スタートは慎重に、その後、自信が高まってきて少しプッシュできるようになった。午後はいい走りができて、自分のペースにもハッピーだ。最後のステージでは、ペースノートは30kmを通してどのコーナーも正確だった。自分にとって、とても重要なことだし、さらに自信が高まった。まだ学ぶことは多いが、とてもいいステップになったと思う」

M-Sport/McKlein

M-Sport/McKlein

マッズ・オストベルグ/総合10位
「今日は、舗装での走りで少し新しいことを試した。簡単な1日ではなかったが、とても興味深い内容になったし、かなり満足している。午後はブレーキ冷却にトラブルが出てかなりタイムをロスしたが、正直、あまり大した影響はない。今回は自分のトレーニングのつもりで来ている。明日は、新しいプランを立てている。今日とはまったく違う。徐々に、あまり自信がないことにテコ入れをしていく。時間はかかるかもしれないが、何か違うことに挑むのはポジティブなことだよ」



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