WRCフランス:デイ2コメント「アンドレアスとは僅差」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフランス:デイ2コメント「アンドレアスとは僅差」

©Hyundai Motorsport

ラリーフランス、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント。総合2位につけたヌービル。前戦ドイツに続いてミケルセンと接戦になる展開に、2位堅守を固く誓った。対するミケルセンも「まだ2位をあきらめていない」と宣戦布告。
*()内は総合順位の前日比

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

VOLKSWAGEN/Bodo Kräling

VOLKSWAGEN/Bodo Kräling

セバスチャン・オジエ/総合首位(=)
「ここのロングステージではパンクのリスクがかなり高い。リードがあったので、数秒をロスしても構わない余裕があった。でも、だから遅かったわけじゃない。僕らのプライオリティはクリーンなラインで走ることだった。雨で午後はさらにエキサイティングになったが、ハード4本、ソフト4本という組み合わせは間違いなく正しい選択だった。これで、母国戦でポディウムの頂点に上がるチャンスが高まった。でも、明日は朝から53kmという完全集中のロングステージが待っている。1つのミスで、全てが変わることにもなりかねない」

VOLKSWAGEN/Bodo Kräling

VOLKSWAGEN/Bodo Kräling

ヤリマティ・ラトバラ/総合4位(↓)
「今日はブレーキにいいフィーリングが、ちっとも感じられなかった。自分のタイムにもあまり満足していない。このため、思うようにアタックできなかった。できることをやるしかなかった。終盤はソフト寄りのセットアップにしてみて、それがうまく行った。全体としては4位はいいリザルトだが、思っていたものではない。でも、ポディウム争いはあきらめないよ」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

ティエリー・ヌービル/総合2位(=)
「今日もいい一日になったし、どのステージでもパフォーマンスにはとても満足できた。昨日のことがあったので今朝はブレーキに注意して慎重に滑り出したが、いい速さが維持できた。マシンにもポジティブなフィーリングが得られた。午後はコンディションがスリッパリーになると予想していたので、タイヤ選択に集中した。最後のステージはリアにソフトを選んだが、いい選択だった。序盤でワイドになり石にヒットした。これで振動が出たが、幸いそのうちになくなったので、そのまま走り続けステージウィンを獲ることができた。アンドレアスとは接戦だが、明日は2位を守り切れたらいいね。明日は、山場のステージから始まる。リザルトにも大きく影響しそうだ」

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ダニ・ソルド/総合7位(↑)
「昨日のパンクのことは忘れて、早くコンペティティブなリズムに戻りたかった。午前はうまくいった。違うサスペンションを試したら、マシンが少しソフトになった。フィーリングはよく、タイムもよかったので順位も少し上がった。最後のステージは難しい場所もあった。全部ハードを選んだので、2番手タイムでフィニッシュできてうれしいよ。トップ6からも離れてはいないが、明日は超ロングステージから始まる。選手権ポイントをしっかり獲るためには、重要なステージになると思う」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

VOLKSWAGEN/Daniel Roeseler

VOLKSWAGEN/Daniel Roeseler

アンドレアス・ミケルセン/総合3位(↑)
「午前中はマシンのフィーリングがよく、少しアタックした。3位争いに向けて、いいタイムを出して、2位のヌービルとの差も詰められた。午後は、特に乾き始めの路面でライバルとのペースに追いつくのに苦戦して、少しロスをした。全体としては満足しているし、明日はもちろんポディウムでフィニッシュしたい。でも、まだ2位争いをあきらめたわけじゃない。明日は、まだ最長ステージが残っているので、間違いなく面白くなると思う」

[アブダビ・トタルWRT]
シトロエンDS3 WRC

CITROEN

CITROEN

クレイグ・ブリーン/総合5位(=)
「今日も、内容にはとても満足している。今日の中で一番悔しかったのは、SS7の終盤、雨が降り出した時だ。走行順が遅かったので、雨がどんどんひどくなっていった。次のステージでは3番手タイムをマークできたのでフィーリングがよくなったから、全体としてはポジティブな一日だった。これ以上のことは望めないと思う、本当にね。ステージを走る度に、自分の自信が高まっているのが感じられる。明日は、キッチリ仕事を終わらせたい。上にいるヤリ‐マティとの差は大きくはないけど、順位を返そうとは思わない。トップ5でフィニッシュできれば、うれしいよ」

CITROEN/@World

CITROEN/@World

クリス・ミーク/SS6でデイリタイア
「今日最初のステージではいいペースが出せて、タイムもとてもよかった。次のステージで、最初のコーナーに入るときにペースノートを聞いたんだけど、それが合っていなかった。レッキの時には、そのコーナーがどれだけ巻き込んでいるか気付かなかった。木にヒットして、僕らの今日は終わった。そんな時もある。“1万コーナーのラリー”では、1万のペースノートを正確に作らなくてはならない。今回、僕らはそれができなかったということだ。いいリズムがつかめていたことはうれしいし、来年のコルシカが待ち切れないよ。でも今は、経験を積むために明日の残り2本のステージを走り切る」

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

Hyundai Motorsport

Hyundai Motorsport

ヘイデン・パッドン/総合6位(=)
「今日は、自分たちの日じゃなかったということを真摯に受け止めるよ。午前のループのタイムは、あまりよくなかった。長いリグループの時間と日中サービスの時間を使って、どうすれば改善できるかを考えた。簡単なことじゃなかったよ。スピードを上げるために、マシンの中で色々なことを試した。午後は、天気も影響した。上位争いには絡んでいなかったから、最後のステージはタイヤの組み合わせをクロスオーバーさせることに決めた。これでマシンのバランスが変わったので、それに対応しなくてはならなかった。今日を走り終えるために慎重に行ったので、これからデータを精査して、明日の残り2本で何ができるかを考える」

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

M-Sport/McKlein

M-Sport/McKlein

エリック・カミリ/総合8位(↓)
「昨日同様、今日もいい一日だった。ターマックでの速さを披露できたことは、とても励みになる。コルシカは難しいラリーだからね。特に僕らは、どのステージも初めてWRカーで走っているからね。午前のペースには本当に満足できたし、正直、午後のペースにもハッピーだった。でも、アンラッキーだったのは、自分の走行の時に一番雨がひどくなって、10kmで50秒近くをロスしたよ! でも、それがラリーだし、今回はポジション争いが目標ではない。すべてのステージを走り切って、そこから学ぶことだ」

M-SPORT

M-SPORT

マッズ・オストベルグ/総合9位(↑)
「大きなトラブルをなく今日を走り切れたし、すべて順調だったので自分の戦略に専念することができた。自分本来のドライビングスタイルと全く違う、新しいスタイルだ。今は違和感があるけど、何か新しいことに挑むのはポジティブなことだ。今回は、タイムを落とす事も覚悟していたが、自分たちには必要なこと。実戦でトレーニングすることが必要だし、これが今後につながることを期待している」



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