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オストベルグ、コルシカでWRC参戦100戦目

©M-SPORT/McKlein

今季WRC10戦目となるツール・ド・コルスでは、流れを変えたいと臨むMスポーツ陣営。難関ターマック戦に備えて、マッズ・オストベルグは、ドイツのラリー・ニデルザクセンにフォード・フィエスタR5で参戦した。コーナーの進入と出口に専念してトレーニングを積んだオストベルグは、充実した週末を送ったようだ。

このコルシカ戦は、オストベルグにとって記念すべき100回目のWRC参戦となる。オストベルグのWRC初参戦は、2006年のスウェーデン。その後、フィエスタRS WRCでも数々の活躍を収め、2011年のスウェーデンでは一時首位に立ったほか、2012年のポルトガルでは勝利も収めている。

「次戦が100度目のWRCと考えるのは、かなりアメージングだ」とオストベルグ。
「参戦初期から今までを振り返ると、自分の収めてきた成果が誇らしい。でも、まだハードワークは終わっていない」

「ドイツのラリー参戦は、とても有意義なものになった。ターマックのドライビングを向上させることが目的だったが、それが果たせたと思う。コルシカは歴史のあるラリー。舗装は自分の得意な路面ではないが、あのステージをうまく走れると、とても達成感を感じるよ」

M-Sport/McKlein

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チームメイトのエリック・カミリにとっては、母国フランスでのWRC戦。前戦ドイツでは残念な結果に終わっているだけに、母国のアドバンテージを活かして好リザルトを狙いたいところだ。2014年、ERC戦として開催された際には総合4位に入り、昨年、フォード・フィエスタR5でWRC2部門に参戦した時はポディウムにも上がっている。

「自分の母国のイベントなので、経験も多い。父はアジャクシオの出身なので、親戚や友人もたくさん応援に来る。特別なイベントだよ」とカミリ。
「コルシカの美しいステージで、安定したパフォーマンスを披露することが目標だが、良いフィーリングが得られれば、速さも見せたい。フィエスタRS WRCであのステージを走るのが待ち切れないよ」



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