ERCズリン、強豪脱落でMINIのペックが優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ERCズリン、強豪脱落でMINIのペックが優勝

 

 ERC第8戦バルム・チェコ・ラリー・ズリン(ターマック)は8月31日に競技最終日となるレグ2のステージを走行。波乱に次ぐ波乱で強豪勢が次々と姿を消す中で総合首位で初日を折り返したバクラブ・ペック(MINIジョン・クーパーワークスS2000が、最後までその座を守り切り、自身2度目となる同イベント勝利を飾った。4年連続で地元チェコに本社拠点を置くシュコダ勢が守ってきた牙城を崩したと共に、自身7度目のチェコ国内戦タイトルも手にした。

 「素晴らしいバトルだったので、こんなにいい結果は考えていなかったし、トップ3が現実的と考えていた」とペックはコメント。「序盤、エンジントラブルを抱えていたが、サービスでメカニック達ががんばってくれた。簡単な修復だったが、リエゾンで行うことはできなかった。おかげで首位で折り返すことができた。大差はつけていたけど、確実にフィニッシュするために不必要なリスクは負わなかったよ」

 一方、激しい2位争いを制したのは、セップ・ウィガン(シュコダ・ファビアS2000)。2位のトーマス・コストカ(フォード・フィエスタR5)に3.3秒差で迎えた最終SSでエンジントラブルで苦戦するコストカを先行し、わずか0.2秒差でこのバトルを制した。選手権リーダーのエサペッカ・ラッピ(ファビアS2000)は前日にクラッシュアウトしており、この日は3本でステーウィンを決めてボーナスポイントを獲得するのが精いっぱい。タイトル争いではウィガンがラッピとの差を19ポイントに詰めている。

 前戦のエストニアで勝利を飾ったオット・タナク(フォード・フィエスタR5)は、パワーに悩まされて7位にとどまった。

 プロダクションカップでは、ヨーロッパで初めてGVB型WRXを投入したマーク・ヒギンズが注目を集めたが、電気系トラブルでリタイア。地元チェコのマーチ・ブレジック(三菱ランサーエボリューションIX)が首位を守り切った。2WDカップもアダム・コブリハ(ルノー・クリオR3)が前日からの首位を死守した。

ワールドラリーカレンダー2018
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