WRCオーストラリア:デイ1「自分自身に腹が立った」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCオーストラリア:デイ1「自分自身に腹が立った」

 

ラリーオーストラリア、デイ1終了後の各ドライバーからのコメント。

[フォルクスワーゲン・モータースポーツ]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

セバスチャン・オジエ/総合首位
「もちろん、滑り出しは大満足だよ。こんないいリザルトは期待していなかった。午後はラジエターに石がヒットしてダメージを受けて、少し液漏れをしたけど、今日は短いステージばかりだったから、大きな問題にならなかった。明日は走行順はよくなるけど、それでも簡単になるわけじゃない。特に50kmのステージを楽しみにしているよ。ジャングルの中をジェットコースターのように駆け抜けるようなステージだからね」

ヤリマティ・ラトバラ/総合2位
「初日にポロの3台が揃ってトップ3につけられるとは思っていなかったので、こんなにうれしいことはないね。理想的な走行順とは言えなかったんだから。僕たちは、特に午後は調子がよかった。5位から徐々に順位を上げていって、上位との差を詰めていった。でも、まだ何に勝ったわけでもない。首位との差は小さいし、先は長い。天気も不安定だから、明日はコクピットの中でも苦労するだろうね」

[フォルクスワーゲン・モータースポーツII]
フォルクスワーゲン・ポロR WRC

アンドレアス・ミケルセン/総合3位
「これ以上ないほどいい滑り出しだよ。トップ5は僅差だけど、残り2日に向けて、いいポジションにつけられた。初日に3位につけられたのは、予想以上の出来。走行順が早かったのは、間違いなく不利だったけど、状況の中でベストの走りができた」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT ]
シトロエンDS3 WRC

クリス・ミーク/総合4位
「一日中、猛プッシュしなくてはならなかった。走行順は8番手だったから、最初のループではグリップがいいところもあったが、午後はコンディションは誰にとっても同じになった。この先も、このまま安定した走りを続けなくてはならない。リスクを払ってまで優勝は狙わない。世界タイトルを争うドライバーを相手にしているんだ。自分のペースに集中しなくてはならない。SS6を終えた時点で首位につけていたのは、とても重要なことだよ。これで明日の走行順もよくなるしね」

マッズ・オストベルグ/総合7位
「厳しい一日だった。ミスもあったし、午前中はマイナートラブルもあった。原因は見つかったと思う。明日はいい一日になってほしいね」

[Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

ミッコ・ヒルボネン/総合5位
「トップ5はすごく僅差だし、最高だね! いい一日になったし、バトルにも食い込んでいる。すべて順調に進んでいるし、マシンにもすごく満足している。残念ながら、セバスチャンやヤリマティの前につけることはできなかったけど、差は小さいから、明日もこの調子でポディウムを狙い続けるよ」

エルフィン・エバンス/総合9位
「午後はよくなり始めたが、午前中はリズムがつかめなかった。どのステージもスタートでの感触はいいが、進むにつれてリズムが崩れてしまう。明日のステージは、自分たちとも相性がいいと思う。今日はすごくテクニカルだったけど、明日はもっとオープンだからね。こういうステージでは経験がないと、自信を持って攻めるのは難しい。いまはちょっと悔しいけど、自分のやるべきことをやるだけ」

[ヒュンダイ・モータースポーツN]
ヒュンダイi20 WRC

ヘイデン・パッドン/総合6位
「なかなかいい一日になった。どのステージもミスなく走れた。すこし混乱しているところもあるけど、流れはいい。今日のステージは初めて走ったので、いろんなことを学んだ。午前中は予想よりもソフトでサンディだったけど、肩の力を抜いて望んだ。明日は、自分も知っているステージだ。ニュージーランドからたくさん応援が来ているので、すごくうれしいよ」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20 WRC

ティエリー・ヌービル/総合10位
「今日最初のステージは苦戦した。ノーズから着地して、その後水温を気にしながら走っていたら、ジャンクションを直進してしまった。これで数秒のロスになってしまった。リズムに乗っていたからいいタイムも出せたのに、自分自身に腹が立ったよ。SS5では中速コーナーでワイドになり石にヒットして、リアサスペンションを破損した。衝撃は小さかったのに残念だけど、これも経験だ。5分で修復し、次のステージではすぐにペースを取り戻した。ポテンシャルはあるから、モチベーションを高めていく」

クリス・アトキンソン/総合11位
「初日は苦戦したけど、このチームから母国戦に参戦できてうれしいよ。最初のステージは順調で、レギュラードライバーとも勝負になったけど、次のステージではタイムロスがあり3本目は自信を持って攻められなかった。ここのステージでは自信は欠かせない。午後は最初のステージでサンプガードが緩み、タイムをロスした。ステージの間に直したが、ちゃんと戻っていないリスクもあったのでストラップで止めた。明日は、天気にも注意しないとね」

[RK Mスポーツ]
フォード・フィエスタRS WRC

ロバート・クビカ/総合8位
「午後はステアリングにトラブルがあった。トリッキーでナローなセクションではあまり問題はなかったが、高速コーナーで正確なステアリングが求められる時には、少し手こずった。自分に対応できると言い聞かせたけど、実際はできなかった。悔しいね。でも、サーキットレース出身だから、こういったことに繊細すぎるのかもしれない。それ以外は、いい一日だった。ひやりとする場面もミスもなかったしね」



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