WRCフランス:WRCポスト会見「1年につき1分ずつ成長」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフランス:WRCポスト会見「1年につき1分ずつ成長」

 

WRCフランス、イベント後記者会見の内容
(抜粋)

●WRCプレイベントカンファレンス出席者
1位:ヤリマティ・ラトバラ=J-ML(フォルクスワーゲン・モータースポーツ)
1位:ミーカ・アンティラ=MA(フォルクスワーゲン・モータースポーツ)
2位:アンドレアス・ミケルセン=AM(フォルクスワーゲン・モータースポーツ)
2位:オーラ・フローネ=OF(フォルクスワーゲン・モータースポーツ)
3位:クリス・ミーク=KM(シトロエン・トタル・アブダビWRT)
3位:ポール・ネイグル=PN(シトロエン・トタル・アブダビWRT)
ヨースト・カピート=JC(チーム代表、フォルクスワーゲン・モータースポーツ)

Q:
ヤリマティ、フィンランド人が舗装戦で勝ったね。マーカス・グロンホルムがモンテカルロで達成、トミ・マキネンがサンレモで勝ったのは15年も前だ。自分にとっても舗装戦初勝利、気分は?
J-ML:
アメージングな気分だよ。2008年のカタルニアにフォード・フォーカスで参戦した時は、このラリーに勝ったセバスチャン・ローブに6分遅れだった。6年前のことだから、1年ずつ1分詰めたってことだね! 長かったけど、ついにやった。夢に見た勝利だ。なんどか目前に迫ったことはあるけど、ドイツではミスをして学習し、トップにつけている時に自分をコントロールできるようになった。未熟なミスだったけど、おかげで今日コントロールできる感触が身に付いた。経験が活かされたんだよ。

Q:
これで前回の借りを返した?
J-ML:
もちろん。残念ながら、セバスチャンはテクニカルトラブルでタイムをロスしたが、パワーステージで勝った。でも僕はこの舗装戦で勝ったことで、選手権争いにも望みがつながったから、ホッとした。

Q:
その通り、ドライバーズ選手権はまだ終わっていない。でも、それに勝つには、かなりがんばらなくてはならない。
J-ML:
そうだね、チームはあきらめていない。カタルニアでいいフィーリングを得て、戦いを続けられるよう目指していく。誰にとってもいいことだし、戦い続けるよ!

Q:
手応えがあったんだね。アンドレアスは君のタイムを見て「クレイジー」と言っていたと思うが、本当に自信があった?
J-ML:
SS6の後、ミーカとタイヤの空気圧をチェックしていたら、アンドレアスが僕らを抜かして彼が感心していた様子を見せていたよ。それで、自分たちのタイムがかなりよかったんだと分かった。自分たちがベストを出していたのを聞いたのは、その直後だ。プッシュして完璧な手応えがあり、タイムもすごくよかったというステージが何度かあった。でも、アンドレアスも素晴らしかったと言わざるを得ない。ドイツでもフランスでも、2位でフィニッシュし、僕を追いつめた彼の速さは本当にすごい。スカンジナビアンが舗装戦でトップ2を独占したことがこれまでにあったから、思い出せないね。記録をチェックしないと! クリスのパフォーマンスも素晴らしかった。連続でポディウムに上がっているね。彼らと戦うのは、本当にうれしいよ。

Q:
次はターマックとグラベルのラリー。大きな自信がついたのでは?
J-ML:
そうだね、カタルニアではグラベルがとても重要だと思う。ターマックでは大きな違いはない。グラベルでは滑り出しから速くなくてはならない。舗装では、20秒ロスしても追いつくことがほぼ可能だ。スペインは、ステージも道の性格も大好きだよ。

Q:
ミーカ、舗装初勝利、素晴らしい結果だ。
MA:
最高の気分だし、フィンランド人が舗装戦で勝ったのは何年も前のことだ。セオリーとしては、フィンランド人だろうが北欧人だろうが、舗装で勝つことは特別なことではないんだよ。僕たちの国にだって、舗装はあるんだからね。

Q:
この週末はかなりの重圧だったと思うが、大きなドラマはなかったようだ。実は何かあったりもしたのか?
MA:



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