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【訂正】WRCポーランド:オジエが今シーズン5勝目を獲得

 

WRC第7戦ポーランドはすべてのSSを終えて、フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジエが優勝、2位にはアンドレアス・ミケルセン、3位にはMスポーツのオィット・タナックが入った。オジエは今シーズン5勝目。

最終日を迎えたWRC第7戦ポーランドは、SSふたつを残すのみ。14.60kmのステージを2度走行する構成となっている。オープニングとなったSS18ではオジエがベストタイムを獲得し、ふたりの差は8.1秒に。一方の3番手争いは、追いすがるラトバラをタナックがしのぎ、その差は1.1秒に。

そしてパワーステージのSS19、ラトバラはSS走行中にコースオフを喫して大きくタイムロス。フロント部分を大きく破損したままフィニッシュしたが、表彰台の望みは断たれてしまった。ラトバラの後から走るタナックは全力でアタック、SS2番手タイムをたたき出して、ボーナスポイントを加算し3位を獲得した。オジエはSSベストをたたき出して今シーズン5勝目を獲得、その強さをあらためてみせつけた。

ラトバラはラジエターを破損したため、最終サービスへの到着が遅れ、+40秒のペナルティを科されることに。これにより、ヒュンダイのヘイデン・パッドンが繰り上がり総合4位となった。

WRCは約ひと月のインターバルを経て、第8戦フィンランドを迎える。日程は7月30日から8月2日。WRCきっての高速グラベルで勝利を得るのは勢いに乗るオジエか、あるいは北欧勢が意地を見せるのか。接戦を期待したい。

【WRCポーランド総合順位】
1.セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン) 2:26:11.5
2.アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン) +11.9
3.オィット・タナック(フォード) +23.0
4.ヘイデン・パッドン(ヒュンダイ) +1:14.6
5.ヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン) +1:24.7
6.ティエリー・ヌービル(ヒュンダイ) +1:44.5
7.クリス・ミーク(シトロエン) +1:57.7
8.ロバート・クビカ(フォード) +2:08.3
9.マッズ・オストベルグ(シトロエン) +2:18.2
10.ダニ・ソルド(ヒュンダイ) +2:48.4

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