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ERCデュバレー:ブリーンが今季最多の4勝目

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ERC最終戦ラリーデュバレー(スイス、ターマック)は10月31日、競技最終日となるレグ3に設定された7SS、114.66kmのステージを走行。初日から首位に立っていたクレイグ・ブリーン(プジョー208T16)が、今季4勝目を飾った。ドライバーズタイトルは前戦でカエタン・カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5)が既に決めているが、ブリーンはこれで今季の最多勝利をマークしたことになり、またターマック戦のみを対象に最高ポイントを獲得したターマックマスターの称号も得た。

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一方、2位争いでは、デュバレー初参戦のアレクセイ・ルキヤナク(フォード・フィエスタR5)が、デュバレーを8回制している地元強豪のオリビエ・ブリ(シトロエン DS3 RRC)を逆転した。

R-GT規定のポルシェ997で総合4位と奮闘していたフランソワ・デルクールは、日中サービス後のSS15で、3つのラジエターに複数のトラブルが発生。オーバーヒートにより残念ながらリタイアとなった。

タイトル争いがもちこされていたERC2は、ハンガリーのデビッド・ボッカ(三菱ランサーエボリューションIX)が部門優勝。シーズン終盤4戦中で3勝をマークする猛烈な追い上げで、見事タイトルを獲得した。ボッカとタイトルを争ったボイテック・シュタフ(スバルWRX STI)は、最終ステージまでアタックを続けたが、ロングの下りセクションでブレーキトラブルに見舞われ、ここで悔しいリタイアとなった。

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ERC3もアレクサンドル・フィリップ(ルノー・クリオR3 Maxi)が初日からのリードを守り切っての優勝を果たした。

ラリーデュバレー結果
1 C.ブリーン(プジョー208 T16) 2:32:13.6
2 A.ルキヤナク(フォード・フィエスタR5)+39.4
3 O. ブリ(シトロエン DS3 RRC) +2:19.6
4 E.ベルクビスト(プジョー208 T16)+3:14.1
5 F.ゴノン(プジョー207 S2000)+3:26.7

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