ERCキプロス:初日トップは選手権リーダーのカエタノビッチ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ERCキプロス:初日トップは選手権リーダーのカエタノビッチ

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ERC第8戦キプロス・ラリー(グラベルとターマックのミックス)は9月26日、レグ1に設定された8SS・108.90kmの走行が行われ、選手権リーダーのカエタン・カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5)が7SSでベストタイムを刻む圧倒的な強さを誇り、2分以上のギャップを築いての首位で折り返した。

選手権ライバルであるクレイグ・ブリーン不在の今戦で一気にリードを広げたいカエタノビッチは、スタートを前に体力トレーニングを積んでくるほど気合いが入っていた。スタート後も、気温30度に達する暑いコンディションの中でも高速スムースなステージを快走。あまりの猛プッシュで、オーバーコントロールになる場面もあるほどハードに攻めた。

「素晴らしい一日になったよ」とカエタノビッチ。
「午前中はいい走りができたし、午後もミスは2回だけ。ここでは、道のキャラクターがどんどん変わるから正確に道を把握するためにもフィーリングをつかむことがとても重要だ。明日のステージは格段に速いから、計画を変えてあまりアタックしないようにするかもしれない」

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この日、総合2位につけたのは、ブルーノ・マガリエス(プジョー208 T16)。午前中は緊張が取れずに固い走りになり、スピンを恐れるあまりエンジンがストールする場面も。午後はサスペンションのセッティングをソフト方向に変更し、暑さの中でポップオフバルブのトラブルに見舞われながらも後続に50秒の差を築いた。総合3位は、シュコダ・ファビアS2000でプライベーター参戦のヤロミール・タラバス。新コ・ドライバーを迎えたロベルト・コンサニ(シトロエン DS 3 R5)は、作り直したばかりのマシンに自信が持てず、午後にはエンジンとターボにオーバーヒートの兆候が表れ、4位と出遅れた。

今戦でカエタノビッチの強敵になると見られていたアレクセイ・ルキヤナク(フォード・フィエスタR5)は、予選ステージでセカンドベストをマークし、この日の走行順は15番手を選択。しかし、開幕SSの終盤でパワーステアリングが効かなくなるトラブルに見舞われる。日中サービスでステアリングラックを交換したものの、今度は電気系の問題が発生し、この日はほとんどパワーステアリングなしでの走行に。この日は総合8位での折り返しとなった。

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ERC2では、この日トップで折り返したクリストス・デモステノウス(三菱ランサーエボリューションIX)が、SS4では総合でのサードベストタイムを刻み総合順位でも5位に食い込む活躍を見せた。

レグ2は8SS・95.52kmが設定される。



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