川名選手のERCズリン奮闘日記Part 3「悔しいリタイア、でも刺激をバネに次へ前進!」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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川名選手のERCズリン奮闘日記Part 3「悔しいリタイア、でも刺激をバネに次へ前進!」

©Suguru Kawana

ERCズリンに挑んだ川名賢選手、残念ながらSS12でリタイアとなってしまいました。某全日本ラリーチャンピオンは以前「1秒に喜んだこともあれば、1秒に泣いたこともある」と印象的なコメントを残したことがありますが、ラリーをフィニッシュできなかったことも経験のひとつ。川名選手には、これを糧にさらにステップアップを遂げてもらいたいですね。そんな川名選手から、今回のズリン参戦、最後のレポートが届きました。

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Suguru Kawana

Suguru Kawana

僕の2度目のチェコへの挑戦は2日目のSS12で幕を閉じ、リタイアという結果に終わりました。

実はシェイクダウンでの症状がまた土曜日から発生してしまい、ほとんどのステージでエンジンが吹けないトラブルが起きてしまいました。チームも懸命に原因を追求してくれましたが、核心に迫ることができず、最後はエンジンが止まってしまいました。何とかフィニッシュまで車を運びたかったのですが、僕も市野選手もチームも、全員が肩を落とす結果となってしまいました。

とても残念ですが、これもラリーです。
しかし、例えリタイアしてしまっても、海外への挑戦からは多くを学ぶことができ、自分自身の成長を実感することができています。これも皆さんの応援があるからこそです。本当にありがとうございます。

Suguru Kawana

Suguru Kawana

さて、肩を落としていてもしょうがないので、またこれをバネに行けるところまでいってやろうと思いますので、皆さんの引き続きのご声援よろしくお願いいたします!

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リタイアに落胆するだけでなく、前を向いて次に進もうとする川名選手の姿勢からは、周囲もエネルギーをいただいています。また次の機会に、さらに成長した川名選手の走りを見せて欲しいですね。

川名選手、市野諮選手、チームの皆さん、お疲れさまでした!



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