ヒュンダイ、WRCドイツは今季2度目の4台体制 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ヒュンダイ、WRCドイツは今季2度目の4台体制

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WRCのヒュンダイ勢は、今週末のWRCドイツで、今季2度目の4台体制での参戦に臨む。ヒュンダイ・モータースポーツNに、レギュラーのヘイデン・パッドンに加え、ケビン・アッブリングがエントリー。アッブリングのi20 WRCにも、今回はパドルシフトが装着される。

舗装戦を4台体制で迎えるのは今回が初めてとなるが、アルツェナウを拠点とする同チームにとって、母国戦とも言えるWRCドイツは、昨年、ティエリー・ヌービルとダニ・ソルドがチーム初の1-2フィニッシュを決めた思い出のイベントでもある。

「WRCドイツの拠点、トリアーはアルツェナウとも遠くなく、WRCドイツは母国戦とも言える一戦」とチーム代表のミシェル・ナンダン。
「もちろん、昨年はとてもいい思い出を作る事ができたが、今年も4人のドライバーはトリアー近郊でテストを行っており、セットアップにもかなり満足している。ティエリー、ダニはもちろん、ケビンもターマックを得意としているので、チーム全体としての好成績を期待している」

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長年シトロエンが独占してきたWRCドイツでの勝利を昨年久しぶりに打ち破ったヌービル。前戦フィンランドではシェイクダウンでクラッシュを喫したものの、自信を取り戻しつつある。
「昨年のドイツでは、チームの初勝利を勝ち取ることができいい思い出がある」とヌービル。
「チームの参戦初年で初勝利を獲得するのは予想外だったが、今年はベストを尽くして去年と同じような速さと自信を保っていきたい。トリアーは、僕の出身地、ベルギーのザンクト・フィートともすごく近いので、親戚や友人もたくさん応援に来てくれる。僕の兄弟もエントリーしているので、家族にとってもビッグイベントになる」

昨年はこのヌービルに続く2位フィニッシュ、2013年のシトロエン時代には優勝も果たしているソルドは「ドイツはとてもいいラリーで、僕にとっても特別」とコメント。
「ブドウ畑を縫う非常にナローな道や軍事施設のステージと、とてもエキサイティング。僕の大好きなラリーだよ」

一方、舗装戦の経験が少ないパッドンは、堅実な展開を目指す。ドイツの後のオーストラリアでは、ワークスエントリーでの参戦も発表されたばかり。
「舗装戦での経験はあまり多くないので、大きな試練になる」と語るパッドンだが、2010年はPWRCで2位、2013年はWRC2で3位に食い込んでいる。
「ラリードイツは2回参戦したことがあるが、自分としては楽しめた。チームにはターマックスペシャリストが3人もいるから、チャレンジングになるだろうね! 今回の参戦はポジティブに捉えて、たくさんのことを学びたい」

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アッブリングは、ソルドが欠場した際のスウェーデン、ポーランドに続いてヒュンダイモータースポーツから今季3度目のWRC参戦に臨む。
「ラリードイツは3回参戦したことがあるけど、5,6年前のこと」というアッブリング。2007年のラリードイツは、自身初めて参戦したWRCイベントだ。
「i20 WRCで舗装戦に出るのは初めて。グリップ変化の大きいイベントなので、ミスをしないよう慎重に攻めたい」



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