©Performance-B STI concept/SUBARU
スバルは10月29日、東京で開幕したジャパンモビリティショー(一般公開日:10月31日〜)で、スバルのパフォーマンスに対する信念を象徴するコンセプトモデル「Performance-E STI concept」、「Performance-B STI concept」を世界初公開した。
Performance-E STI conceptは、SUBARUの新世代を牽引する、Performanceシーンの未来を表現したバッテリーEV(BEV)ベースのコンセプトモデル。見ているだけでワクワクするプロポーションと高い空力性能や実用性を融合させながら、ヘリテージも想起させるデザインとし、運転しやすいレイアウトと居心地のよい開放的な室内空間を実現。また様々な革新的な技術を採用することで、意のままに操れる、感動の運転体験を提案するモデルだという。
内燃エンジン車両をベースとしたPerformance-B STI conceptは、動的性能の高さや力強さと、実用性を両立させたデザインを採用し、同社がこれまで磨き続けてきた水平対向ターボエンジンやシンメトリカルAWDなどのアセットを柔軟にアレンジすることでスバルらしい選択肢を広げるとしている。
メディアブリーフィングに登壇したスバルの大崎篤代表取締役社長は「パフォーマンスシーンをリードするSTIは、モータースポーツを牽引し、またクルマの憧れを牽引する存在として、グローバルでますます魅力を高めていきます」と訴えた。
今回は、1983年製スバルGLワゴン(日本名レオーネ・ツーリングワゴン)をベースとした1983年スバルGLファミリー・ハックスターも日本初展示。この出展について大崎社長は、この車両を「古くて新しいクルマ」と表現。
「レオーネは、初代レガシィよりも古い、スバルの原点とも言えるクルマです。自分がスバルに入社して最初に買ったクルマが、このレオーネ。時を経て、レオーネは米国で、クールな存在としてリスペクトされるようになり、モータースポーツチームが創造的なアップデートを融合し、新たな熱狂と共感が広がっています。その象徴が、ファミリー・ハックスター。グローバルで時代を超える象徴的なクルマとして、スバルを愛してくださっている日本のみなさまにこそ見ていただこうと、今回展示に至りました」と経緯を説明した。
















