パイクスピーク:グロンホルムのチームメイトがクラッシュ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

パイクスピーク:グロンホルムのチームメイトがクラッシュ

 

 今回、最高峰のアンリミテッドクラスに800馬力のフォード・フィエスタを持ち込んだ、マーカス・グロンホルムとアンドレアス・エリクソン。
 プラクティス2日目となる16日朝、グラベルのトップセクションでエリクソンのコーナリングをミス、フィエスタはディッチにヒットし横転してしまった。マシンは自走できないほどのダメージを受け、金曜日に向けて仕切り直すとフォードの広報担当は言う。
 チームメイトのグロンホルムは無事にプラクティスを終えたが、高地でのセッティングに苦労しているようだ。

 グロンホルムはプラクティス初日のターマックセクションを終えた昨日、こんなコメントを残している。
「ハンドリングはパーフェクトだ。だがエンジンパワーがどうしても足りない。ヘアピンでやや苦労する場所がいくつかあった。エンジニアともよく話し合ってるけど、高地に対応するエンジンマッピングがまだしっくりいってないんだよ。
 ま、ガッツリやり合うなら、もうちょっと経験と時間が必要だってコトかな。日曜日のレースデイでは苦労しそうだ」

“モンスタースポーツSX4ヒルクライムスペシャル”を持ち込んだ田嶋伸博も上々の仕上がりのようだ。モンスタースポーツのウェブサイト上で手応えを語っている。
 もうひとつの日本チーム、TEAM SHOWの哀川翔はコ・ドライバーシートに奴田原文雄を乗せてのチャレンジ。こちらも現在は順調に進んでいる模様。
 日本勢の挑戦も目が離せない。



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