スバル・モータースポーツUSAは、10月11日〜12日に開催される今季のアメリカン・ラリーアソシエーション(ARA)最終戦レイク・スペリオル・パフォーマンスラリー(LSPR)に、リア・ブロックがゲスト参戦することを発表した。チームからレギュラー参戦するブランドン・セメナックは、すでにタイトル3連覇を決めたことからLSPRをスキップ。ブロックは、セメナックが使用してきたスバルWRX ARA24をドライブし、コ・ドライバーはキートン・ウィリアムズが務める。
「LSPRに臨む気持ちは、エキサイティングという言葉では表現し切れない」と語るブロックは、米国のレジェンドドライバー、故ケン・ブロックを父に持ち、昨年はARAのオープン2WDタイトルを史上最年少で獲得。 現在はウィリアムズ・レーシングのドライバーとして、国外のF1アカデミーでルーキーイヤーを戦っているほか、バハ1000、ナイトロクロス、エクストリームE、カートレースなどにも参戦している
「スバルとバーモント・スポーツカーは、トップレベルのマシンでラリーに参戦するという、本当にクールな機会を与えてくれた」
父ケンの影響で、幼少期の多くをラリーイベントで過ごしてきたリア。ケン・ブロックといえば、ラリーのキャリアをスバル・モータースポーツUSAで始め、豪快なジムカーナ動画の配信が大きな話題を呼ぶなどスバルと強い絆を持っている。ケンと同じ時期にチームメイトとして戦ったトラビス・パストラーナは、今回、リアのチームメイトとして参戦する。
「ラリーは自分の故郷、自分のルーツ」とリア。
「自分の家族も自分も、このチームとは素晴らしい歴史を築いてきた。自分にとって節目となるこの機会を一緒に過ごすのは、このチームしかない。ラリーカーでの参戦は久しぶりだが、めちゃめちゃ速くてトップレベルのマシンを学ぶチャレンジを楽しみにしている」