新城ラリーで新たな試み。ボランティアの「ヘルプサービス」が誕生 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

新城ラリーで新たな試み。ボランティアの「ヘルプサービス」が誕生

 

 9月25〜27日にかけて開催される全日本ラリー選手権第7戦新城ラリーで新たな試みが展開される。元全日本ラリードライバーの大庭誠介が、ボランティアによる“ヘルプサービス”をプロデュースするというのだ。

 リリースによれば「プライベートチームを対象としたサービス専門チーム」であり、サービスを受けたい人は誰でも無料でサービスを受けられるという。
「満足のいくサービスは不可能かもしれませんが、出来る限りの点検、整備を行ない、皆様が元気よくラリーを戦えるように頑張るつもりでおります。
 多少のエンジンオイル、ミッションオイルなどの消耗品は用意しますが、タイヤ、パーツ類は各自でご用意して頂くこととなります(同リリース)」とのことだ。
 残念ながらホスピタリティはないそうだが、お金も人手もないプライベーターにとっては心強い味方となってくれる存在になるだろう。

 大庭誠介は昨年、還暦の年にドライバー生活に終止符を打ち、今シーズンは若手の塩谷敏史に自身のコルトを託し、「監督」としてなおラリーと深くかかわっている。

 なお、チーム概要は以下のとおり。

REPSOL-ADVAN RALLY TEAM
HELP SERVICE
代表 大庭 誠介

チームメンバー
大庭 誠介
鈴木 巌
中谷 敦也
瀬上 洋貴

使用車両
日産 キャラバン

装備
テント 2  ガレージジャッキ 2
発電機、コンプレッサー、その他一般工具

同時整備可能台数
2台



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