WRCポルトガル:初日の舗装SSSを終えてヒョンデのヌービルがトップ、勝田は2.0秒差の3番手につける – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル:初日の舗装SSSを終えてヒョンデのヌービルがトップ、勝田は2.0秒差の3番手につける

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2024年シーズンWRC第5戦ラリーポルトガルは(グラベル)は、5月9日(木)にオープニングのSS1が行われ、ヒョンデのティエリー・ヌービルが2分24秒2のベストタイムをマークし、首位に立った。0.6秒差の2番手にはトヨタのセバスチャン・オジエ、2.0秒差の3番手にはヒョンデのオィット・タナックとトヨタの勝田貴元が同タイムでつけている。

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クルーは9日木曜日午前中にシェイクダウンを行い、現地時間の17時からポルトガル北部の古都コインブラで、華やかなセレモニアルスタートを実施。その後、大西洋に面するリゾート地フィゲイラ・ダ・フォスに移動し、舗装ステージを舞台に2.94kmのSS1を走行した。

ポイントリーダーのヌービルは、前戦クロアチアを制したオジエを0.6秒上まわる一番時計。先頭スタートで走行する翌日からのグラベルステージに向けて、「凄まじい数の観客が集まってくれたね。今週末はかなり難しいラリーになると思う。どの程度グラベル掃除を強いられるか分からないけど、クリーンな走行ができるようトライするよ」と、前向きにコメントした。

タナックと同タイム、2.0秒差の3番手でスーパーSSを走り切った勝田は「ポルトガルは好きなラリーですし、スタートの瞬間を楽しみにしていました。今回はとにかく最初から最後まで攻め続けるつもりです」と、翌日からのフルアタックを誓った。

勝田の後方は、5番手にカッレ・ロバンペラ(トヨタ)、6番手にアドリアン・フルモー(Mスポーツ・フォード)、7番手にダニ・ソルド(ヒョンデ)、8番手にエルフィン・エバンス(トヨタ)のオーダーで続いている。

競技2日目はSS2〜SS9の8SS、SS走行距離は126.90km。オープニングのSS2は、日本時間5月10日の16時05分にスタートする。

WRCポルトガル SS1後暫定結果
1. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) 2:24.2
2. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +0.6
3. O.タナック(ヒョンデi20Nラリー1) +2.0
3. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +2.0
5. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +2.4
6. A.フルモー(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +3.1
7. D.ソルド(ヒョンデi20Nラリー1) +4.1
8. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) +4.3
9. Y.ロッセル(シトロエンC3ラリー2) +4.7
10. G.グリーンスミス(シュコダ・ファビアRSラリー2) +5.2

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