ハイブリッドなしのフォード・プーマ・ラリー1でマルティン・セスクがWRC参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ハイブリッドなしのフォード・プーマ・ラリー1でマルティン・セスクがWRC参戦

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Mスポーツ・フォードは、WRCプロモーターの支援を受け、マルティン・セスクがWRCポーランドとWRCラトビアに、初めてハイブリッドなしのフォード・プーマ・ラリー1で参戦することを発表した。

セスクとコ・ドライバーのフランシス・レナールは、ハイブリッドなしのラリー1マシンで初めて実戦に参戦することになる。FIAの規定では2024年から、プラグイン・ハイブリッドシステムと同等のバラストを車載することでの参戦を認めており、コンペティターにとってラリー1マシンへのステップアップがより魅力的かつ実現可能な環境となった。

ノンハイブリッドのラリー1マシンでの参戦は、セスクにとって、ラリー2マシンでのERCマシンからラリー1へスイッチする際の橋渡しとなる。パワーと車重がアップするプーマに対応するため、セスクはWRCポーランドでハイブリッドなしのマシンで参戦した後、数週間後に母国初のWRCラウンドとなるラリーラトビアに、ハイブリッド付きのラリー1マシンで参戦する。

Mスポーツは、セスクのチーム、WRCプロモーターと協力し、WRCイベントでのラリー1マシンでの参戦増を支援するためのプロジェクトに取り組んできた。ラリーのトップカテゴリーへの門戸を広げることが将来のラリーの才能を支援することにつながるというMスポーツとWRCプロモーターの目標に沿うものであり、セスクのようなドライバーに向けて、ラリー界のトップドライバーたちに混ざって自分自身を証明する機会を与えることになる。

セスクは2016年にERCデビューを飾り、わずか1年後にフル参戦に挑戦。2018年にはERC3とジュニアETCのダブルタイトルを獲得した。2022年にラリー2マシンにステップアップ、WRCラトビアの前身となるラリーリエパヤで完勝を決めた。2023年のERCでは、ポーランドで優勝し、ハンガリーでもポディウムフィニッシュ。ヘイデン・パッドンに次ぐシリーズ2位に食い込んでいる。

2020〜2021年にはジュニアWRCにも参戦しており、2020年はシリーズ2位に入った。ERC、ジュニアWRCを通してヨーロッパのステージの経験を積み知識を備えたことで、WRCポーランドとラトビアでの活躍も期待される。

M-SPORT

Mスポーツ・フォードのチーム代表、リチャード・ミルナーは「ハイブリッドユニットを使わずにラリー1マシンを走らせることができる2024年の新規定を活用して、マルティン、WRCプロモーターと、このプロジェクトに取り組んでいることを、非常にうれしく思う。これはカスタマードライバーにとって、より費用対効果の高いソリューションであることは言うまでもなく、マルティンのようなドライバーがよりスムーズにラリー1にステップアップできるようになり、このカテゴリーのフィールドを広げることができる」とコメント。
「マルティンの経歴は素晴らしく、新しいノンハイブリッド戦略をデビューさせるためのドライバーとして最適。ポーランドでドライブ経験を積み、母国のイベントでハイブリッドで参戦するのは、最高の機会になる。地元のファンの前で、現時点で最高のラリーカーをドライブするマルティンの姿を見られるのは、素晴らしいことだ」

WRCプロモーターのシニアディレクター・オブ・スポーツを務めるペテル・スールは「我々は、次世代のWRC世界チャンピオン候補をサポートし、サポートカテゴリーからラリーの最高峰レベルに向けてのチャレンジングなステップアップを支援するために、より多くのリソースを投入する必要性を認識した」とプロジェクトの背景を語る。
「この2シーズン、ERCでのマルティンのパフォーマンスは、この支援を受けるにふさわしいと判断した。ラトビアやポーランドでは、勝てるだけの技量を示しており、時が来れば彼がWRCのレギュラードライバーになると信じている」

ラリー1へのステップアップに絶好の機会を手にしたセスクは「Mスポーツ・ワールドラリーチーム、WRCプロモーターと力を合わせ、ラリー2からラリー1へとステップアップするこの素晴らしい機会を得られたことに心から感謝している。ラリー1のマシンで世界のトップドライバーたちと一緒に戦える日が間もなくやってくるということを心から信じるために、2度繰り返して口にしてみた」と喜びを語る。

「ここにたどり着くまでに、たくさんの方々からの支援をいただいた。特に家族は、1965年に初開催のラリーリエパヤに祖父が参戦した時からのラリーの歴史を持っている。その59年後、WRCイベントとして開催される同じラリーに自分が参戦する機会を得た。ラリー1マシンに適応するためには、揺るぎない集中力とコミットメントが要求されることは間違いないが、全力を尽くす準備はできている。プーマ・ラリー1初のノンハイブリッド車のドライビングを任されたことで、自分たちの未来の行く末が、よりエキサイティングなものになってきた」



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