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Mスポーツ・フォード、ジョン・アームストロングのERC参戦を支援

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一方、ジョン・アームストロングは、Mスポーツ・フォードが走らせるフォード・フィエスタ・ラリー2にステップアップして、ERCにフル参戦することが発表された。

アームストロングは2021年からフィエスタのラリー4、ラリー3を乗り継いでいる。ラリー4で参戦した2021年は、あと一歩のところでジュニアWRCタイトルを逃したが、4戦中2勝と素晴らしい結果を残した。2022年はラリー3でERC、WRCに参戦し、特にジュニアWRCでは大健闘。これが、2023年のERCフル参戦につながり、ポルトガルのファフェではERC3優勝を飾ったのをはじめ、ターマック、グラベルと路面を問わずにさらに4勝を重ね、ERC3タイトルを獲得した。この年は、ERCスカンジナビアでフィエスタ・ラリー2での初参戦も経験している。

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今季は、英国のMスポーツとMスポーツ・ポーランドの強い結びつきの中で、ラリー2での初めてのフル参戦に臨む。

Mスポーツのチェアマン、マルコム・ウィルソンは「2023年のジョンの成績は、Mスポーツが支援しようとしている才能と可能性を示すものだ」と自信を見せる。
「われわれの信念は、常に若いドライバーを発掘して育成し、最高レベルのラリーで活躍するためのプラットフォームを提供することにある。ジョンのこれまでの成長、そして2024年のERCに向けた我々との新たな章は、このスポーツにおける才能と意欲を育むという我々の伝統の証だ」

ラリー2での本格的な参戦に乗り出すことになったアームストロングは「ラリー2マシンでフル参戦できる機会を得られたことは、夢が実現したようなもの。この目標のために何年も頑張ってきたので、チャンスを与えてくれたMスポーツにとても感謝している。また、モータースポーツ・アイルランド(MI)ラリーアカデミー、シーコンUK、C&Mモータースポーツ・セールス、そのほかの協力者のみなさんからの支援にも感謝を伝えたい」と決意を語っている。
「今年、エオイン(・トレーシー)やMIラリー・アカデミーと緊密に協力できるのは素晴らしいことだし、母国のラリー界を代表できることを本当に誇りに思う」



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