【速報】WRC第12戦ラリーGB デイ2 SS7 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【速報】WRC第12戦ラリーGB デイ2 SS7

 

●SS7 Rhondda 1(35.72km)
 デイ2のオープニングステージは今大会最長となる35.72kmのSS7。ウェールズ南部に位置し、アベレージが120km近くにもなるという今大会きっての高速ステージだ。ロングストレートとタイトコーナーが連続するローラーコースターのようなステージだとフィル。ミルズは評する。

 今日のステージはウェールズ地方南部を中心とした構成。天気予報は午前中は雨だが、午後になるに従って回復する傾向にある。

 常に変化する天候、高速ロングステージ、走行順というファクターが複雑に絡み合うデイ2が、いよいよスタートした。
 ステージタイムは今朝の15分サービスでドライブシャフトを交換したヒルボネンが19分30秒0でベスト。2.4秒遅れでローブが続き、4.2秒の遅れでソルド。P.ソルベルグはステージトップのヒルボネンから20.5秒遅れのタイムとなっている。
 ローブはスタート後5kmあたりの地点でワイパーが正常に作動しなくなり、フィニッシュを優先して走ったと説明している。ヒルボネンの後にフィニッシュしたP.ソルベルグもワイパーが作動不良を起しており、ステージ終了後に自分たちの手で修理できない場合はサービスまでの2ステージ──SS8、9を慎重に走らざるを得ないとコメントしている。

 このリードでヒルボネンはローブとの差を2.9秒差まで縮めた。一方、総合3番手を争っていたソルドとP.ソルベルグだが、このステージの遅れでソルドに19.4秒差の総合4番手にドロップした。

 PWRC勢も続々とフィニッシュ。ステージベストはスバル・インプレッサのパトリック・フローディン。ファビアS2000を駆るブリニルドセンが0.6秒差で2番手、同じくファビアのサンデルが26.3秒と大きく空いて3番手。新井敏弘はマルティン・プロコップと同タイム(22分24秒8/42.4秒遅れ)の5番手でフィニッシュしている。総合順位での変動はなし。ブリニルドセンが大差のリードを築いている。

●SS7 Rhondda 1(35.72km)終了後の総合順位
WRCトップ8()内はトップとの差
1/S.ローブ(1:34’54″5)
2/M.ヒルボネン(+2″9)
3/D.ソルド(+43″4)
4/P.ソルベルグ(+1’02″8)
5/S.オジエ(+3’05″2)
6/H.ソルベルグ(+3’42″1)
7/M.ウィルソン(+4’26″9)
8/J-M.ラトバラ(+7’04″7)

PWRCトップ8()内はPWRCトップとの差
1/E.ブリニルドセン(1:44’57″1)
2/P.サンデル(+1’22″8)
3/M.プロコップ(+1’39″2)
4/新井敏弘(+2’49″6)
5/M.セメラド(+3’17″2)
6/B.スーザ(+4’08″5)
7/M.タッパー(+4’35″2)
8/F.サウバン(+6’04″0)

SS8、Crychan 1(14.99km)は日本時間18時26分スタート予定。



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