キャロッセ、APRCアジアカップに、日本チームとして初めてシュコダ・ファビアR5で参戦 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

キャロッセ、APRCアジアカップに、日本チームとして初めてシュコダ・ファビアR5で参戦

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キャロッセのオフィシャルチーム、CUSCO Racingは、日本チームとして初めて、FIA地域選手権の最高峰カテゴリーマシンであるR5車両で、アジア・パシフィックラリー選手権(APRC)のアジアカップに参戦すると発表した。

マシンは、WRC2をはじめとして、ヨーロッパラリー選手権(ERC)やAPRCなどのFIA地域選手権で数多くのチャンピオンを獲得した実績のあるシュコダ・ファビアR5を使用。グループR規定に準じて製作されており、1.6Lターボエンジンに5速シーケンシャルトランスミッションを組み合わせた4WDのラリーカーとなっている。8月11〜13日に開催されるアジアカップ初戦マレーシアを皮切りに、9月の北海道、11月のインドの3戦に出場する。ドライバーは2010年、12年、14年にアジアカップを制している炭山裕矢、コ・ドライバーは保井隆宏が務め、最高峰クラスのマシンで再びチャレンジする。

ラリー北海道では日本スーパーラリーシリーズ(JSR)のタイトルもかかっており、これまでクスコ・ヴィッツ4WDで2連勝を飾っているタイトルの獲得を、ファビアR5で狙う。

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また、2012年よりCUSCO RACINGからAPRCに挑み、2014年、15年にシリーズ2位を獲得している若手のマイケル・ヤング/マルコム・リードもアジアカップ3戦に出場。マシンは昨年同様、スバルWRX STI(GRB)での参戦となる。

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●参戦スケジュール
2017年 FIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)アジアカップ
8月11〜13日 ラリー・オブ・ジョホール(マレーシア)
9月15〜17日 ラリー北海道(日本)
11月24〜26日 インディアラリー(インド)

2017年 日本スーパーラリーシリーズ(JSR)
9月15〜17日 ラリー北海道(日本)



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