WRC英国事前情報:世界最高峰のグラベル路を誇る名門イベント – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRC英国事前情報:世界最高峰のグラベル路を誇る名門イベント

©VOLKSWAGEN

2016年世界ラリー選手権の最終2戦目は、世界で最も有名なグラベルステージを誇る英国のウェールズで開催される。落ち葉が覆う林道は、それほどテクニカルではないが、一年のこの時期は天候が変わりやすく、雨が降るととたんにマディでスリッパリーなコンディションとなる。

今年のウェールズ・ラリーGBは会期が数週間早まったが、イベントは例年ドラマが連続するエキサイティングでチャレンジングな展開となっている。ドライバーズ、コ・ドライバーズタイトルは既に確定したが、マニュファクチャラーズ選手権、サポートタイトルはまだ争いが続いている。

フォルクスワーゲン・モータースポーツはタイトル4連覇に王手をかけてはいるが、ヒュンダイ・モータースポーツも悲願の初タイトルに望みを残している。WRC2選手権では、シリーズリーダーのエルフィン・エバンスは今季の参戦プログラムを既に終了。一方、タイトル争いのライバル、ティーム・スニネン、エサペッカ・ラッピ、ヤン・コペッキーの3人はGB戦にエントリーしており、マキシマムポイント獲得を狙う。ジュニアWRCはシモーヌ・テンペスティーニがタイトルを確定させているが、類似のマシンで戦うWRC3のタイトルはミシェル・ファブレと争っている。

FIA.com

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■2016年のルート
WRCのGB戦は、4年連続で北ウェールズのディーサイドが拠点。しかしスタートセレモニーは、2014年以来となるコンウィ・ベイで行われる。金曜日は、おなじみのメイヘリン、スウィートラム、ハフレンが設定されるが、すべて昨年の逆走。日中サービスは設定されない。また、この日の夜にはチェスターでサイン会も予定されている。土曜日最初のステージは、20年振りの設定となるパンペログ。これまでチルクで行われていた観戦ステージは、イングランドのチョルモンデレイ城に移り、舗装での走行となる。この日も日中サービスは行われず、サイン会も予定されている。最終日の日曜日は3SSを2ループ。ポディウムフィニッシュは、スランディドノの市街地で行われる。

■ラリーデータ
開催日:2016年10月27日‐10月30日
本拠地:ディーサイド
総走行距離: 1,295.94 km
総ステージ走行距離:330.21km (SS比:25.5%)
総SS数:22

■開催選手権
WRC
WRC2
WRC3
JWRC

■歴史
・初開催は1932年。RACラリーとして開催されたこのイベントには367クルーが参加した。
・かつてのラリールートーはイングランド、スコットランドまで網羅していたが、2000年からはウェールズ周辺のみでの開催となっている。
・2005年にはWRC史上初めての屋内ステージがカーディフのミレニアム・スタジアムで行われた。

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