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【2016全日本ラリー開幕直前】クラス区分の大改革で新たな注目車種も続々参戦!

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今年の全日本ラリーは、クラス区分の大変革によりJN4以下の各クラスも激しいバトルとなりそうな予感だ。引き続きJN4クラスからチェックしていこう。

JN4クラス

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排気量:1500cc超2000cc以下
車両:RN/RJ
駆動方式:4WD/2WD

2014年に1600cc超2000cc以下のRPN車両を対象として設定されたJN4がそのままJN2に移動。新たなJN4は1500cc超2000cc以下のRN/RJ車両となり、昨年JN5を走っていたRN/RJ車両のトヨタ86やBRZはこのJN4に区分されることになった。また、RJ車両の10年規制により、CJ4Aミラージュ、EK9シビック、DC2インテグラといったこれまでの主力マシンが出場不可となる。

主な車種:トヨタ86、スバルBRZ、ロータス・エキシージ(旧型)

JN3クラス

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排気量:1500cc以下
車両:RN/RJ
駆動方式:2WD

昨年まで、1400cc超1500cc以下で2輪駆動のRN/RJ車両を対象としていたJN3は、排気量の下限を撤廃し1500cc以下に改定。昨年までJN1だった1400cc以下の車両も含むことになり、このクラスの主力であるマツダ・デミオやトヨタ・ヴィッツと、JN1を席巻したマツダRX-8との新たなバトルが予想される。また、スズキ・アルトワークスもこのクラスとなり、軽自動車が久々に全日本ラリーに復活する。

主な車種:トヨタ・ヴィッツ、マツダ・デミオ、マツダRX-8、スズキ・アルトワークス

JN2クラス

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排気量:1600cc超2000cc以下
車両:RPN
駆動方式:2WD

昨年までは1600cc超2000cc以下のRPN車両を対象としたJN2だが、新たなクラス区分改定により、RPN車両のJN4とJN2は、そのままJN2、JN1へと移動。これは、RPN車両にラベリング&グレーディング規定のタイヤ装着が義務づけられたことで、ステージタイムがRR/RN/RJ車両よりも遅いことを想定したものだ。クラス区分規定の内容は、昨年のJN4と同様となっている。

主な車種:トヨタ86、スバルBRZ、ホンダ・シビックタイプR(FD2/FK2)

JN1クラス

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排気量:1600cc以下
車両:RPN/AE(※AEは排気量、駆動区分なし)
駆動方式:2WD

昨シーズンのJN2と同様に、新区分でのJN1は、昨年のJN2の規定を踏襲している。また、旧JN1のAE車両は、そのまま新JN1へ編入されたため、今シーズンは改造範囲が狭い1600cc以下のRPN車両と、日産リーフやトヨタ・ミライ、さらにTGRラリーチャレンジで参加台数を増やしているトヨタ・アクアなどのエコカーの参入も予想される。JN5に次ぐ、車種が豊富なクラスとなるだろう。

主な車種:スズキ・スイフトスポーツ、マツダ・デミオ、トヨタ・アクア、日産リーフ

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