全日本ラリーモントレー:地元ラリーに挑む新井敏弘「主催者の尽力に感謝」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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全日本ラリーモントレー:地元ラリーに挑む新井敏弘「主催者の尽力に感謝」

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全日本ラリー選手権第4戦「加勢裕二杯MONTRE 2025」(群馬県安中市、ターマック)は6月7日のスタートを控え、6日はレッキを実施。夕方には、サービスパークが置かれる安中しんくみスポーツセンターで、イベント前記者会見が行われた。会見には、JN-1クラスのランキング首位に立つ勝田範彦/保井隆宏組、同2番手のヘイキ・コバライネン/北川紗衣組(いずれもトヨタGRヤリス・ラリー2)、開催地の群馬県出身の新井敏弘/小坂典嵩組(スバルWRX VHB)が出席した。

国道の旧道碓氷峠を占有して設定されるOld Usui Touge(SS2/SS3、9.10km)は、漫画・アニメの「頭文字D」に登場されることで知られるが、同作品の大ファンである勝田は「全体として下りセクションは苦手意識がありますが、(作品に登場するコーナーの)C121だけは全開で行きます!」と、笑顔を見せた。

昨シーズンは上行大動脈瘤の開胸手術後、このモントレーまで欠場が続いていたコバライネンは「昨年は参戦していないので、ほとんどが新しいステージ。ペースノートも新たに作ったが、土曜日は速度域が高くダウンヒルでとてもいい。新城ラリーの鬼久保のようだね。日曜日はよりトリッキーで鋭利な石も多いので、パンクやトラブルを避け切って、いい結果を出したい」と決意を語った。

新井は「Yokura Touge(SS1/SS4、14.04km)は高速のステージで、とても路面がキレイになっています。旧道碓氷峠は、レッキの時にも一般車がたくさん走っていたのに、ここを封鎖するのは大変な苦労だったはずなので、主催者が頑張ってくれたのだと思います。ナローなところもないので、楽しいラリーになればいいなと思います」と主催運営の尽力を労った。

ラリーは7日(土)8時30分に、安中しんくみスポーツセンターをスタート。この日は、Yokura TougeとOld Usui Tougeを2回ずつ走行する4SS、46.28kmが設定される。なお、8日(日)のSS5/SS7 Shionosawa Tougeは、予定されていたステージの前半にがけ崩れが発生した関係で、距離が4.05kmに短縮。これにより、ラリー全体のステージ走行距離は68.56kmとなる。



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