
©Naoki Kobayashi
TGRは、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラム4期生のドライバー、尾形莉欧と柳杭田貫太が、フィンランドでのトレーニング開始後、初の実戦として5月23日〜24日にトゥルクで開催されるフィンランド・ラリー選手権第4戦ランシランニコンラリーに参戦することを発表した。車両は、ルノー・クリオ・ラリー4で、尾形はミカエル・コルホネン、柳杭田はビレ・マニセンマキがコ・ドライバーを務める。ビレはかつてトミ・マキネンのコ・ドライバーを務め2年連続王者に輝いたリスト・マニセンマキの息子であり、
昨年はKANTAとしてMORIZO Challenge Cupに参戦してきた柳杭田にとっては、初めての海外でのラリー参戦。尾形にとっては人生初のラリー参戦となる。
TGRは公式SNSで、ふたりの意気込みを投稿。尾形は「いいリズムを掴んで、まずは経験を積めるよう頑張ります」、柳杭田は「海外ラリーの流れを掴み、しっかり完走することを目指します」とコメントを寄せている。
また、4期生選考でプログラムとしては初めてコ・ドライバーとして選出された前川富哉は、ドライバーのヤルッコ・ニカラとともにすでに実戦を開始しており、ランシランニコンでは3回目の参戦に臨む。前川は「前回の優勝の流れを続けて、準備をしっかりして結果に繋げます」と目標を掲げている。