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フィンランド選手権第4戦でラウリ・ヨーナが初優勝、ファビアRSラリー2投入のヘイキ・コバライネンは6位フィニッシュ

©AKK / Taneli Niinimaki

フィンランドラリー選手権第4戦ポーヤンマーラリー(グラベル)が5月19〜20日、フィンランド南西部のセイナヨキで開催され、ラウリ・ヨーナ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)が総合優勝を飾った・

初開催は1973年、今年で開催50回目を数えた選手権伝統のイベントには今回、シモ・ランピネン、ラッセ・ランピなど過去の優勝者も訪れた。今回、フィンランド選手権で初めての総合優勝をマークしたヨーナは、このイベントの歴史に名を刻んだ。

ラリーは土曜日のSS1、テーム・アスンマー(シュコダ・ファビアRSラリー2)からステージをスタート。しかし、先頭走者のアスンマーが苦戦を強いられる中で、ヨーナが首位に立った。SS5ではスローパンクを喫しながらも、ヨーナはリードを維持したまま日中サービスを迎える。ヨーナとアスンマーは、午後のループに設定された3SSでも激しい首位争いを繰り広げるが、ヨーナが5.8秒のリードを守り切ってトップフィニッシュを飾った。

AKK / Taneli Niinimaki

「スポンサーのみなさんには感謝しかない。本当に素晴らしい。言葉がないよ」とヨーナ。
「少なくともリザルトの面では、自分にとってこれまでで最高のラリー。本当にハッピーだ」

AKK / Taneli Niinimaki

ここ2戦を優勝で並べていたヤリ・フッツネン(ファビア・ラリー2 Evo)は、ヨーナに10.9秒差の3位でのフィニッシュとなった。ポイント争いでは、アスンマーが首位を守っている一方、ヨーナは2番手に浮上。この日は4位でのフィニッシュとなったユハ・サロ(ファビア・ラリー2 Evo)はランキング3番手に後退している。

AKK / Taneli Niinimaki

今季、母国の国内選手権に挑んでいる全日本ラリー選手権チャンピオンのヘイキ・コバライネンは、このポーヤンマーからシュコダ・ファビアRSラリー2を投入。ラリー数日前に行ったテストは雨に見舞われたようだが、快晴となったこのラリーは、首位から3分10秒8遅れの6位でのフィニッシュとなった。

「貴重な経験を積むことができた。ルーズ路面に関しては、まだ取り組まなくてはならないことがたくさんあるが、このイベントを本当に楽しめたし、今後のグラベルラリーを楽しみにしている」とコバライネン。6月9〜11日には、ポイントランキングで首位に立っている全日本ラリー選手権の第5戦ラリー丹後(ターマック)の参戦を控えている。

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このポーヤンマーラリーには、トヨタのWRCチーム代表、ヤリ‐マティ・ラトバラが、トヨタ・セリカGT-FOUR ST165でヒストリックカーの1600cc以上クラスに参戦し、ラリー2勢にも割って入る総合5位相当のタイムをマーク。クラス優勝を飾った。
「楽しい週末になったよ!」とSNSに投稿している。

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FRC第4戦ポーヤンマー SM1クラス最終結果
1 L.ヨーナ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) 52:21.2
2 T.アスンマア(シュコダ・ファビアRSラリー2) +5.8
3 J.フッツネン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +10.9
4 J.サロ(シュコダ・ファビアRSラリー2) +51.2
5 N.グロンホルム(シトロエンC3 ラリー2) +2:41.6
6 H.コバライネン(シュコダ・ファビアRSラリー2) +3:10.8
7 R.ターコ(ヒョンデi20N ラリー2) +6:18.8
8 S.ヘンコラ(シュコダ・ファビア・ラリー2) +6:55.9

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