WRCポルトガル:Mスポーツ・フォード、選手権トップを目指してパフォーマンス強化に尽力 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル:Mスポーツ・フォード、選手権トップを目指してパフォーマンス強化に尽力

©M-SPORT

Mスポーツ・フォードは、今週開催されるWRC第5戦ラリーポルトガル(グラベル)にオィット・タナック、ピエール-ルイ・ルーベのふたりをフォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1のドライバーとしてエントリーさせる。

チームはポルトガルラウンドに向けて行ったテストをポジティブな内容で終えており、選手権の名グラベルラリーで好パフォーマンスを披露する決意だ。タナックは現在、ドライバーズ選手権で4番手につけているが、首位との差はわずか4ポイント。激しいタイトルが予想される今季、タナックはこのポルトガルで優勝を収めポイント差を詰めることを狙う。

金曜日はスタート順3番手となるタナック。チームはタナックの経験とスキルで、ポルトガルのチャレンジングなステージでも最高の走りができると自信を見せる。
「シーズンはこれからグラベル連戦に突入するので、選手権争いもより深刻になり始めるだろう」とタナック。
「イベント前テストではまだいくつか課題が残ったが、チームメンバーが改良方法を見つけるために必死に取り組んできたし、シェイクダウンでもまだ最終調整を行うことができる。メキシコでは、ライバルたちがグラベルでの強さを発揮していた一方で、自分たちはこの先のラリーに向けて改良しなくてはならない部分がある。ポルトガルは基本的に高速イベントで、路面がかなりサンディ。2ループ目にはすごくラフになって過酷になるステージもある。上位陣とのギャップを詰めて、選手権争いに残っていきたいね!」

ルーベにとっても、ポルトガルは得意の路面。これまでグラベル路面で好パフォーマンスを披露してきており、ポルトガルではトップ5を目指す。
「ポルトガルは好きなラリーだし、ほかのラリーよりも経験が多いので参戦できるのはすごくうれしいね!」とルーベ。
「昨年は、このチームでの初めてのグラベルラリーになったが、経験がなくても速さはあったので、今回は好リザルトを目指す。今年は、何かすごいことができる予感がしているよ」



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