ラリージャパン、新たに砂川方面にステージを設定 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ラリージャパン、新たに砂川方面にステージを設定

 

 今年の9月10〜12日にかけて北海道、札幌を中心として開催されるラリージャパンのラリーガイド1が発行された。すでにWRC PLUS vol.01でもお伝えしていたとおり、メインとなるステージは道央におかれ、今回から夕張に代わり砂川方面のステージがデイ3として設定されている。

 それぞれについて今回のラリーガイドから分かることを見ていこう。

【サービスパーク】
 前大会で札幌ドームの駐車場スペースに設けられていたサービスパークは、札幌ドームから徒歩15分程度の「北翔クロテック月寒ドーム」に移設されることに。これに伴いヘッドクオーター(HQ)やメーカーなどの出展エリアも月寒ドームに設置されるとのこと。
 札幌ドームの駐車場はスーパーSS観戦者のための駐車場として活用されるという。

【コース】
 デイ1〜デイ2は前回大会の苫小牧近郊のステージをほぼそのまま流用するかたちになる。ギャラリーエリアが設けられていた新千歳のSSS「イメル」がなくなった以外は、一部コースの共用、ルート変更が行なわれているようだ。金曜日はイワンケ/カムイチェプ/キナの3ステージ×2回走行+札幌ドーム×2回走行。土曜日はニカラ/シコツ/コイカの3ステージ×2回走行+札幌ドーム×2回走行という構成で行なわれる。
 そして大幅に変わったデイ3は、すべてが新設ステージとなる。砂川市のオートスポーツランドスナガワを拠点とし、道央自動車道の東側に林道SSのビサンとナエカワの2ステージを設定。日曜日はビサン/スナガワ/ナエカワの3ステージを2回走行+札幌ドーム×2回走行でSS距離が62.56kmとやや短くなっている。

 このほか、木曜日の夜にも札幌ドームでのスペシャルステージが2回予定されている。なお、セレモニアルスタートについては今回のラリーガイド1では言及されていないが、アイテナリーを見ると、サービスパークの置かれる北翔クロテック月寒ドームがスタート地点とされている。

 今回のラリージャパンは26本のステージが設定され、ステージ合計距離は310.44kmとなっている。リエゾンも含めた総走行距離は1129.46km。

【ギャラリーステージ】
 今大会で設定されているギャラリーステージは全部で7カ所。札幌ドームのスーパースペシャルステージはラリー期間中毎日2回、計8回の走行が行なわれる予定。新たに設定されたスナガワは、全日本ダートトライアル選手権も行なわれるコースで、全体が良く見渡せるコース。直線が長くスピードの乗る設定になるはずだ。
 デイ1〜2の林道ステージは前回同様キナ/ニカラ/コイカ。細かい観戦場所の設定についてはまだ不明だが、ほぼ同じ場所での観戦となるだろう。
 デイ3はビサン/ナエカワの両方にギャラリーエリアが設定される予定。こちらも詳細が判明し次第追加情報としてお届けする予定。

 ラリーガイド1は、ラリージャパン公式ウェブサイト(http://www.rallyjapan.jp/)からダウンロードできる。



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